「青春18きっぷ」と「お写んぽ」

青春18きっぷとの出会いは大学生の時だ。
「長野に行こう」友達に誘われ、「長野に行く」こと以外は何も決めずに出発した。
それまで「旅行」と言うものは、予め・・・行き先を決め、スケジュールを決め、宿を決め、それに従って行動するものだと思っていた。
その常識を覆してくれた18きっぷとの出会いは衝撃的であったが、旅行をいっそう楽しくゆとりがあるものにしてくれた。
何も決めずに旅をするのは怖くもあったが、目の前で起こる事が子供のように新鮮に感じた。

例えば・・・
田舎の駅で停車中の電車内で、突然、
「ここの駅からの景色よさそうじゃない?」
「じゃ降りてみるか」
で駅を飛び出す。
すると旅行ガイドには載ってない思わぬ景色が見られたり、思わぬ発見があったり・・・

もちろん、失敗もあって
「この駅、何もないじゃんwwwww」
「げ、次の電車まで3時間待たなきゃだwwww」
と、こんな調子だが
仕方なく、ふらふらしていると温泉を見つけて電車が来るまで温泉につかってぼんやりすごしたりする。
こんな風に贅沢な時間の使い方をして、スケジュールに追われる日常から解放されるのだ。
(いざ、旅に疲れたら、そこから飛び道具(新幹線や飛行機)を使えばいいし・・・)

電車の接続が悪く1時間ほど過ごした長万部@2006年
長万部には高いビルがあるのに、町は物の抜け殻のように誰も歩いておらず 海岸にも人の気配すらない。
常識を覆す異空間だった。
不意に叫びたくなる。
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誰もいないことを見計らって思いっきり海に向かって叫ぶと・・・
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これは本当に恥ずかしかった・・・
(実際にはドラム缶ではなくコンクリートか何かの陰)

社会人になってからは、時間が有限なため、さすがにある程度計画を立てて出かけるようになったが
それでも、途中で予定からはみ出して冒険するのが楽しかったりする。
(やばそうだったら、計画通りに戻せばいいし・・・)

当初の計画にはなかった杵築の街@2015年
(代わりに耶馬渓に行けなくなってしまった)
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詳細レポート:杵築の町は まるごと江戸時代だった!

18きっぷの旅は基本的に電車と徒歩だ。
駅を降りてからは、バスに乗ったり自転車を借りる事があっても、基本的には徒歩でまわる。
ブログ「お写んぽなう」は、そんな自分の「てくてく散歩旅」をまとめた旅ブログだ。自分にとっては思い出の宝箱である。

【18切符の旅まとめ】
2006 仙台→松島→八戸→函館→大沼公園→長万部→札幌
2007 神戸→倉敷→松山→宇和島→四万十→高知→高松→鳴門
2008 大阪→和歌山→白浜→那智勝浦→伊勢→鳥羽→松阪
2008 富士宮→京都
2009 仙台→松島→山寺→山形→米沢
2010 無し
2011 水戸→日立→いわき→気仙沼→猊鼻渓→平泉→石巻
2011 水戸→袋田→仙台→名取→福島
2012 新潟→富山→高岡→金沢→輪島→舞鶴→天橋立→敦賀→長浜
2012 宇都宮→日光→喜多方
2013 名古屋→彦根→京都→奈良→名古屋
2014 下北→青森→弘前→秋田→田沢湖→盛岡
2015 石巻→女川→大船渡→奇跡の一本松(陸前高田市)→気仙沼→山形→米沢
2015 湯布院→大分→杵築→北九州→下関
2016 近江高島→福井→三国港(東尋坊、雄島)→武生(御誕生寺)→京都→大津
2016 仙台→石巻(田代島)→塩釜→松島

※旅の記録が残ってる分だけなので、この他にも18きっぷでまわったところはある。

春や冬にも18きっぷを利用する事はあるのだが、寒いとどうしても衣服関連の荷物が増えてしまい「お写んぽ」には不向きだ。
それゆえ、18きっぷを利用する「お写んぽ」の旅は圧倒的に夏が多い。
毎年、夏が近づいてくると、そわそわしてくる。
気が付くとJRの無い沖縄県以外の都道府県は全て回ってしまった。
これだけ旅をしていると本当に色々な事がある。

次のページでは特に印象に残った場所や不思議な体験などを中心にピックアップして紹介する