恐山で幽霊に遭遇?あの世とこの世の境目だった!

私「お地蔵様を拝んで行こうか」
カオリ「そうね」

水子地蔵があり周辺には風車がカラカラと乾いた音を立てていた。

座って目をつむり手を合わせていると・・・・

「私の子が生まれて来てればちょうどあなた達と同じくらい」

先ほど冷水で話しかけた女の人がどこからともなく現われた。
耳元で話しかけられギョッとして振り返るとカオリとユキが目を丸くして私の方を見ていた。

女の人「この風車はなんで勝手に回ってると思う?」

私「わ 分からないです」

女の人「これはね 水子の霊がこうやって風車で遊んでるの」

私「そうなんですか」

女の人「ごめんね 驚かせちゃって ふふ」

と言うと、女の人は立ち上がって宇曽利湖の方に目をやった。
視線の先には夫と思われる50歳くらいの白髪交じりの男性が立っていた。
女の人は私たちに軽く頭を下げると、白髪交じりの男性の方に歩いて行った。
宇曽利湖がとても綺麗に見えたのが印象的だった。

私たちは目を見合わせ、言い合わせたかのように足早に恐山の出口へ向かった。

恐山への門が見えて来た。

私「暗くならないうちに帰ろう」

ユキ「帰ろうか」

私「うん そうしよう!ごめんね」

こうして私たちは恐山をくだった。

あれから10年が経ち、私たちは今年30歳になる。
私たちは、この時の話をたまにする事がある。

カオリ「やっぱりあの女の人は幽霊だったんじゃないの?」

ユキ「だよね あの旦那さんだけ生きてて お腹の赤ちゃんとあの女の人は交通事故とかで一緒に死んじゃったんじゃないかって」

私「私は違うと思うな だって足はちゃんとあったし 息づかいもあったもの」

ユキ「またアヤはwww男の人は50歳くらいだったでしょ?女の人は死んだ年齢のままの姿だったと思うんだけど」

カオリ「そういえば私 来月30歳だよ やだなー」

ユキ「年は取りたくないものね」

私「でもね 年を取るのは死ぬよりもずっとラッキーな事なんだよ ふふ」

カオリ「またそれ?」

ユキ「また言ってるwwww」

私「やっぱり女の人は生きてたんだと思うよ」

カオリ「エンドレスwwwww」

Fin

※この話は、友達の体験談を元にしてます。


さて、自分も恐山に行ってまいりましたので、レポです。

本州最北端の駅である「下北駅」

人口5万7000人の本州最北端の市「むつ市」駅前は文字通り何も無いです。

恐山へのバスの本数は少ないので注意しましょう^p^

バスの時刻表→http://simokita.org/sight/osore/bus.html
P1090812_R

途中、「冷水(ひやみず)」と言うバス停があります。10分ほど停車してくれて、その間は乗降車自由!

バスが停車してる間に冷水を飲んだりするとよいかと思います。

恐山入口に着きました。
「恐山(おそれざん)」と言うネーミングですが、そう言う山の名前は存在せず、宇曽利湖(うそりこ)の外輪の山々の総称です。
元は宇曽利山(うそりやま)と呼ばれてたのが下北半島のなまりにより「おそれやま」・「おそれざん」と呼ばれるようになったらしい・・・。
「恐山菩提寺(おそれざんぼだいじ)」の敷地内を便宜的に呼んでいる事も多いようです。

恐山菩提寺の外観は、時代劇に出てくる処刑所みたいな雰囲気でした^p^;;

ここで入場料500円を払い中に入ります。

恐山はイタコで有名です。
イタコとは、イタコは口寄せにより、死者の意思を生きている人に伝えたり、神の意思を伝えたり、占いや予言などをする人です。
夏の例大祭(7月下旬)と秋詣り(10月上旬)の年2回だけ、口寄せをやってくれるそうです。
実はいつもイタコがいるものと勘違いしてたのですが、この日はいないとの事でした。

なぜか骨組みだけの塀で、中身が丸見えの本殿です。
恐怖心を煽り立てる為に設計されたように思えてしまうのですが・・・

お寺に向かってすぐ左側に「地獄めぐり」
「無限地獄」とか「金掘地獄」とか「胎内くぐり」などと書かれた木の立て札が立つ道を歩きます。

溶岩がせり出してできた塊が突き出てたり
お地蔵さんの周りに小石が積み上げられたり異様な光景です。

お地蔵さんの後ろは宇曽利湖。
神秘的な雰囲気です。

お地蔵さんがいちいち怖い・・・

温泉に入らなければ1時間ほどで回れてしまいます。