ケルンの観光資源がケルン大聖堂しかない

人口113万人のドイツ第4の都市、ケルン。
「せっかく来たのだから色々回らねば」と意気込んで街へ繰り出した私の結論を述べたい。
ケルンの観光資源、本当に大聖堂しかない。
双塔全体でおよそ157メートルで、かつては世界一高い建造物だった。
デカすぎワロタ。
いや笑うでしょこんなの。

誤解のないように言っておくが、他の名所がないわけではない。
だが、それらはすべて「圧倒的主役を引き立てるための背景(モブキャラ)」に過ぎないのだ。
有名な鉄骨アーチ橋「ホーエンツォレルン橋」
絶景スポットとして名高いが、冷静に考えると「奥に大聖堂が写っているから映えているだけ」である。
背景が大聖堂でなければ、ただの無骨な線路に過ぎない。

ここから見るライトアップはまじでやばい。

街を歩けど、逃れられないケルン大聖堂の監視

手前はケルン中央駅。
そして、改札を出た瞬間に目の前へドカンと出現するケルン大聖堂。

ケルンの街の中心部のホーエ通りを散策。
近代化しすぎて日本にもある商店街のように見える。

建物の隙間を見上げるとやつがいる。
ビルの合間から黒黒とした巨大な双塔がこちらを見下ろしているのだ。
もはや街全体が大聖堂の監視下にあると言っていい。

マルティン通り(Martinstraße)沿いにある、15世紀建造の歴史的な祝祭ホール。
歴史ある石造りの外壁に、モダンなガラス張りのエントランスエレベーター塔が連結しているのがいかにもドイツっぽい。

旧市街の中心的な広場「ホイマルクト広場」に立つ巨大な騎馬像(Friedrich-Wilhelm-III.-Denkmal)。
背後左手には「大聖マルティン教会(Groß St. Martin)」の四塔が見える、
だが完全にモブ扱い
頭の中では「で・・・、ケルン大聖堂はどこだ?」である。

そして、このホイマルクト広場(Heumarkt)の北側にはケルン大聖堂。

では、ケルン大聖堂の中はどうなってるか?

中に入れば納得の「ラスボス感」
大聖堂の内部に足を踏み入れると、天井高43m超の異次元空間が広がる。
完成までに600年以上かかったらしいが、こんな狂気じみたラスボスを見せつけられては、他の観光スポットなど最初から勝ち目がない。

上までは533段の狭い石造りの螺旋階段をすべて自力で登る必要があります。途中で引き返すのが難しいため、それなりの体力と覚悟が必要。
ハードスケジュールだったのでそんな体力はなく早々に諦めたが、
登りきるとこんな景色が見えるらしい(またAI使ってしまった)

ところで、このホーエンツォレルン橋。

南京錠がやばいことになってる。

カップルが永遠の愛を誓った鍵の数が50万〜75万個で40〜45トン。
新幹線の車両1両分もあり物理的に重すぎて鉄道会社が撤去を企てたほどだ。

さて、ケルンの料理。
ドイツの肉料理の定番である「豚ヒレ肉のメダリオン グリーンペッパーソース添え」。
メイン:メダリオン(豚ヒレ肉)
ヒレ肉を厚切りの円形(メダル状)にカットしてソテーしたもの。
ソース:グリーンペッパーのクリームソース(Pfefferrahmsauce)
生クリームベースに、粒のままのグリーンペッパー(緑の胡椒)と玉ねぎなどを加えたコクとピリッとした刺激のある定番ソース。
サイドディッシュ:
ブラートカルトッフェルン(Bratkartoffeln)風のポテト:薄切りにしてカリッと焼いたジャガイモ。
温野菜:ブロッコリーの付け合わせ。

「ふーん悪くないね」
丸くカットされた豚ヒレは柔らかく焼き上げられていて、ピリッと爽快な粒胡椒が効いた濃厚なクリームソースとの相性は悪くない。
ただ、どうしても直前に堪能したフランスの美食体験が頭をよぎる。
素材のポテンシャルを何層にも引き出すフランス料理と比べると、
ドイツ料理はまずくはないし「まあまあ、普通に美味しい」けれど、
感動の余韻を味わうタイプではない。
美食の国・フランスと比較してしまうのは少々かわいそう。

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