バガ(スペイン)朝食難民と行く中世の村45分のタイムアタック観光

朝7:00にバルセロナを出発。

バスに揺られること約1時間45分
8:45にピレネーの麓の小さな村「バガ(Bagà)」へ放り出された。
与えられた自由時間はわずか45分間。
9:30には出発である。
「バガで各自、朝食をお楽しみください」とガイドは爽やかに言った。
しかし、朝8時台のスペインの田舎町である。
バガのメインストリートだが店など、ほぼ開いていない。
無茶ぶりがすぎる。

朝飯は早々に諦めたが、45分で回るにはちょうどよい街
足元はゴツゴツした石畳と急な階段。
丸石や岩を積み上げた厚い壁、素朴な瓦屋根、
高低差のある地形を活かした中世特有の路地景観がそのまま残っている

バガの旧市街は13世紀(1233年頃)、ピノス領主ガルセラン4世によって計画的に建設されたらしい。
こんな山奥に800年前の街が綺麗に残っていること自体は素直にすごい。

広場に立つガルセラン・デ・ピノス像。
興味がなさすぎてめちゃくちゃ雑に撮ってしまったが、この街を造った偉い領主様らしい。
「腹が減ったなら景色でも食え」と言わんばかりの堂々たる佇まいである。

柱廊(ポルティコ)のある広場
日差しや雨雪を遮りながら街の人がくつろげる場所になっている。
「ここで優雅にカフェラテとクロワッサンを……」と言いたいところだが。
現実は素通り。

伝統的な切妻屋根の石造り建物(旧水車小屋や製粉所)と古い石橋(Pont de la Vila)が見え、奥にはピレネー前哨の山並み

英語ツアーのため、陽気に笑いを誘いながらガイドするお兄さん。
周りの欧米人観光客はみんな爆笑しているが、何を言っているのか半分も理解できなかった。

街自体が驚くほどコンパクトなので、45分もあれば端から端までしっかり歩き回れてしまう。
朝食難民にはなったものの、観光のタイムアタックには「ちょうどよい」サイズ感の街であった。

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