アンコールワット一日観光はツアーよりもトゥクトゥクのチャーターがおすすめ

カンボジア

カンボジア観光といえばアコールワットといえるほど、カンボジアに行ったら必ず訪れるべき遺跡です。実際に行ってみてアンコールワット遺跡群のスケールに驚きました。今回、1日で主要箇所を巡るおすすめ小回り観光プランを実行してきましたのでご紹介します。

アンコールワットの朝焼け

アンコールワットの行き方 アクセスは?トゥクトゥク?ツアー?グラブ?

アンコールワット遺跡群があるカンボジアのシェムリアップでの交通機関は①トゥクトゥクか②タクシーの2択です。バスや電車は走っていません。自力で行く場合は、③レンタルバイクや④レンタサイクルで行く方法もあります。

①トゥクトゥク

私がおすすめするのはトゥクトゥクのチャーターです。

最安のトゥクトゥクでもアンコールワットへの片道だけで、3-4ドル(400円)ほどかかります。

トゥクトゥクの1日チャーターならば要交渉ですが20ドル(2,100円)で、サンセットからサンライズまで楽しめます。2人で借りれば1人当たり10ドル(1,100円)で済み激安です。

サンライズを見るため早朝から借りたい場合は、前日の夜までにはトゥクトゥクの運転手に交渉して予約する必要があります。交渉の際には最初30ドルといわれますが、相場は20ドルです。頑張って交渉しましょう!

②タクシー(Grab)

タクシーで行く場合はアンコールワットに行くだけでも片道9.5ドル(1,000円)かかります。アクセス方法で1番費用がかかります。お金に余裕があり忙しい観光車にはおすすめです。

③レンタルバイク

バイクをレンタルする場合は1日10ドル(1,100円)で借りることができ、小回りも効くので国際免許を持っているのであればおすすめです。ただ、アンコールワットなどの遺跡群の周辺は街灯が少なく、サンライズを見に行く場合や夜道は運転が危険ですのでおすすめしません。ひとり旅でのコストは最安。

④レンタサイクル

自転車はおすすめしません。なぜかというと、シェムリアップ中心部からアンコールワットまで7kmほどあり、午前中にアンコールワットのみ行くのであれば問題無いのですが、アンコールトムや西バライ、東バライへ行くとなると観光どころではなくなります。また、サンライズや夜間は街灯が少ないのでかなり危険です。

⑤ツアー

現地ツアーを利用することもできます。ツアーの申し込みはホテルやゲストハウス/ホステルなどの宿泊施設のフロントで対応してくれます。アンコールワット以外に特に行く場所を決めてない方にはおすすめです。ホテルに迎えに来てくれて、主要の遺跡箇所は連れてってくれます。

例えば

■スモールツアー(サンライズ)20ドル

■スモールツアー(サンセット)15ドル

と値段も手頃です。プランを考えるのが面倒な人や、ひとりで観光する人向け。

ただ、自由は効かないのが難点で決まったスケジュールで動きます。自由を求める方には不向きです。

[ブログ]アンコールワット一人旅 一日小回りコースと所要時間(サンライズからサンセットまで)モデルプラン

トゥクトゥクでアンコールワットへ

2020年1月30日

4:45 ホテル出発

18:45 ホテル到着

※所要時間 14時間

トゥクトゥクを2人でチャーター(1人当たり10ドル)

■アンコールワット(Angkor Wat)サンライズ
■アンコールトム(Angkor Thom)

①バイヨン(Bayon)

②バプーオン(Baphuon)

③ピミアナカス(Phimeanakas)

④象のテラス(Terrace of the Elephants)

⑤ライ王のテラス(Terrace of the Leper King)

⑥プラサット スゥル プラット(Prasat Suor Prat)
⑦クリアン(Khleangs)

■トマノン(Thommanon)

■チャウ サイ テヴォーダ(Chau Say Tevoda)

■タ ケウ(Ta Keo)

■タ プローム(Ta Prohm)

■プノン バケン(Phnom Bakheng)サンセット

早朝にチケット購入、アンコールワットで朝食、移動中の軽食、トゥクトゥクで昼寝をしました

アンコールワットの入場料は?チケットはどこで買う?現金のみ?クレジットカード使えます

アンコール遺跡群のチケット売り場

アンコールワットのチケット購入する場所はたった1箇所しかありません。※アンコールワット遺跡群から離れた場所にあるので、直接アンコールワットに行かないように気をつけてください。

アンコール遺跡群チケット販売所(地図)

Apsara Rd, Krong Siem Reap, カンボジア

営業時間5:00-17:30

1日券37ドル(4,000円)

3日券62ドル(6,700円)

7日券72ドル(7,800円)

※12歳未満は入場無料

早朝の5:00から開いていますのでサンライズ目当てでも、当日購入しても間に合います。私は当日購入して余裕でアンコールワットで日の出を見ることができました。

チケット窓口がたくさんありますが、ほとんどが1Dayチケット(一日券)で、3Daysチケットは右端に窓口があります。ほとんどの観光客が一日券を購入しますので、3日券の窓口は空いています。

●なぜ3日券があるかというと…

アンコールワット遺跡群といわれている通り、遺跡群なんです。アンコールワットをはじめとして、アンコールトムや西バライ、東バライなどの遺跡も全て見るこができます。つまりフリーパスですね。チケットの名前もアンコールパスといいます。

※下記の遺跡を除く

ベンメリア、プノンクレーン、コーケー、プレアヴィヘア

1日で全て回るのは不可能です。満遍なくじっくり回りたい方は3日券や7日券がおすすめ。3日券は1週間の内の3日間を自由に選べます。事前の指定日は決めなくて良いです。

アンコール遺跡群の一日券

[購入方法]

①1日券、3日券、7日券と購入窓口が分かれていますので、目的の窓口へ並びます。

②購入枚数(人数)を言います。例えば1人なら1パーソン(1 person)。

③現金かクレジットカードで支払います。

④写真を撮ります。

⑤発券されるのを待つため、左にズレます(マクドナルドのレジ方式)。

チケットが発券され受け取ります。

※現金はドル/リエルはもちろん、バーツやユーロも使えますので、タイから観光に来る際に両替の必要がないですね。

クレジットカードはVISA,JCB,Master Card,Union Pay,Discover,Dainersが利用可能と書いてありました。

■前日にチケットを購入する場合は…

17:00-17:30のみチケットの購入が可能。

交通費もかかるし当日購入がおすすめです。

アンコール遺跡群(英語 Angkor Remains)での服装は?営業時間は?

[営業時間] 5:30-17:00

[服装] アンコール遺跡群はタイやインドネシアなどの寺院と違い、特に服装の指定はありません。ハーフパンツ(半ズボン)や、女性であれば肌の露出のあるキャミソールなどでも入れます。

ただ、アンコールワットをはじめとする遺跡群では、動きやすいパンツルックやスニーカーで観光するのがおすすめです。

なぜなら敷地面積が広く、急な階段やゴツゴツした石の上、長い坂道などを歩くためです。

[入場規制] 12歳未満と妊婦は見学不可の場所がありますので注意が必要。例えばアンコールワット内の第3回廊など。

[アンコールワット]観光のスケジュール(朝日/サンライズ)

前日の夜にトゥクトゥクをチャーターしました(2人で20ドル)。

4:45 宿前の通りで待ち合わせ、出発

※夜明け前は肌寒いので1枚羽織るものが必要(特にトゥクトゥクに乗っていると、寒いです)

5:00 アンコールワット遺跡群チケット売り場に到着。

アンコールパス1DAYチケットを37ドルで購入。開いてすぐでしたので、空いてました。窓口もたくさんあり、ほとんどが1DAYパスの受付。

5:20 アンコールワットへの道中、チケットチェック有り

街灯が増えてきたなと感じてきたら、チケットチェックポイントのサインです。一台一台止めて、全ての観光客のチケットを確認します。3人で店舗良くやっていますので比較的スムーズです。3日券は小さな穴をひとつ開けられます。

5:30 アンコールワット到着(方角でいうと西側に入り口があります)

※真っ暗ですのでライト必須。なければスマホのライトで代用。

アンコールワットのカフェ屋台

コーヒーの屋台が1軒開いてるだけです。カフェラテが1杯2ドルとやや高めですが、並んでいました。ホッとして美味しかった。

5:55 アンコールワットのサンセットポイントに到着。

※暗闇の中、階段や橋を渡る場所が多くあるので足元に要注意です。ライト又はスマホのライトをつけて歩くことをおすすめします。

[駐車場からのルートを解説]

トゥクトゥクを停めた駐車場からアンコールワットの目の前まで、かなり距離があります。

①トゥクトゥクを停めた駐車場からコーヒーの屋台を目指します。営業しているのは1軒だけですので明かりですぐわかります。

②コーヒーの屋台を左手にまっすぐ進み、付き合ったたら右へ進みます。

③池が左手に見えて来きて(暗闇に目が慣れて来る)、やがて橋がありますので橋を渡ります。

※橋を渡る際にチケットのチェックがあります。

アンコールワットの橋

↑夜明け前は真っ暗ですのでライトを照らしてゆっくり降りて下さい!

橋は階段を降りて渡ります。階段が普通の階段よりも浅めの造りですので、足元に要注意です。

階段を降りると、橋を渡りますが一時的に作られた橋ですので、やや揺れます。

※只今(2020.01.30時点)中央の橋が工事中のため

④橋を渡り、階段を上がると左へ進みます。

⑤右側に建物が見えてきたら、建物の中に入ります。アンコールワットへ

のゲート(門)です。真っ暗ですので、前を歩いていた年配の夫婦にライトを当ててあげました。

⑥ゲートを出ると広場に出ます。左右に小さな遺跡があります。そのまま真っ直ぐ歩いて行くと、目の前にアンコールワットの登場です。

⑦アンコールワットを正面に、左右に池があります。池の前からサンライズを見ることにします。

※アンコールワットの写真でよく見る「あの場所」です。

2020年1月30日の日の出(朝日)時間は6:30頃。

雲がかかっており綺麗に太陽は拝めませんでしたが、アンコールワットの朝焼けは神秘的で静寂に包まれ、心も体も癒されました。

●アンコールワットとは…

カンボジアのシェムリアップにある[アンコール遺跡]のひとつで、カンボジアを代表する観光地です。1992年にユネスコ世界遺産に登録。

外側から

①第一回廊

アンコールワットの第一回廊

東西南北に50mずつの長い壁画はまるで美術館でアート作品を見ているかのよう。堀もしっかりとくっきりしており、見応えがあります。

②第二回廊と十字回廊

美しいデバターが大勢出迎えてくれます。連子窓がまるで巨大なそろばんに見える。

※デバターとは女官や踊り子たちのレリーフで、全て違う顔や表情をしています。

③第三回廊

アンコールワットの第三回廊への階段

アンコールワット中央部に位置していて、高い位置からアンコールワット内を一望できます。気球が浮いてるのが見えました。長い急な階段を上りますので、高所恐怖症の方は特に降りるときに恐怖を感じます。私は脚がガクガクブルブルで、手すりを伝いながら降りました。

※12歳未満と妊婦の方は入場できませんので注意。

※仏日はクローズ

[2020年]

1月2日(木)、9日(木)、17日(金)、24日(金)

2月1日(土)、8日(土)、16日(日)、22日(土)

3月1日(日)、8日(日)、16日(月)、23日(月)、31日(火)

4月7日(火)、15日(水)、21日(火)、29日(水)

5月6日(水)、14日(木)、21日(木)、29日(金)

6月5日(金)、13日(土)、20日(土)、28日(日)

7月5日(日)、13日(月)、20日(月)、28日(火)

8月4日(火)、12日(水)、18日(火)、26日(水)

9月2日(水)、10日(木)、17日(木)、25日(金)

10月2日(金)、10日(土)、16日(金)、24日(土)、31日(土)

11月8日(日)、15日(日)、23日(月)、30日(月)

12月8日(火)、14日(月)、22日(火)、29日(火)

アンコール・ワット(地図)
Krong Siem Reap, カンボジア

[アンコールトム]南大門からバイヨン寺院まで地図見たら巨大でビビる

アンコールトムはお堀で囲まれており、南門と西門、北門、勝利の門、死者の門の5つの門から出入りします。東京ドーム60個分の敷地面積を誇る超巨大遺跡です。アンコールトムの敷地内はトゥクトゥクで移動、徒歩で周るのは不可能です。

①バイヨン(Bayon)

バイヨン

アンコールトムの中央に位置するバイヨン寺院。バイヨンとは美しい塔という意味で、大きな美しい顔がたくさん拝めます。みんなそれぞれ違う顔をしています。観世音菩薩の四面塔を見ていると漫画キン肉マンのキャラクターのアシュラマンを思い出す。

バイヨンの中は迷路のようで、時には屈まなければ通れないほど天井が低い所も。崩れている場所もあり、修復途中であることが確認できます。

バイヨン寺院(地図)
Angkor Thom Angkor Archeological Park, Krong Siem Reap, 17000 カンボジア

②バプーオン(Baphuon)

バプーオン

バプーオンとは…

隠し子という意味ですが、そのままの意味ではありません。

タイの国王が自分の子供をカンボジアの王様に預けたことからその名がつけられました。しかし、カンボジアの王妃がこのタイ国王の子供を殺害してしまいます。タイ国王の子が後々、カンボジアを支配してしまうのを恐れたためです。タイ国王の子が殺害されたことを知ったタイ国王がカンボジアへ進軍してきます。カンボジア王妃は自分の幼子を殺害されると思い、バプーオンに隠したそうです。つまり[子どもを隠した場所]ということです。

バプーオン(地図)
Angkor Archaelogical Park, Krong Siem Reap, カンボジア

③ピミアナカス(Phimeanakas)

アンコールトム遺跡群の中で最も高い寺院でで、別名[天空の宮殿]と呼ばれています。ピラミッド型の寺院で3階建。

何のためにに造られたかはわかっておらず謎のままです。

外観のみの見学で、中には入れません。修復工事中(2020年1月30日現在)

ピミアナカス(地図)
Angkor, カンボジア

④象のテラス(Terrace of the Elephants)

象のテラス

象のテラスという名の通り、象の顔と長い鼻が特徴です。長さが300mと長いテラスで、王族たちが鎮座して閲兵していたそうです。

象のテラスの前には先が見えない長く真っ直ぐ続く道があり、アンコールトム敷地内の勝利の門(Victory Gate)へとつながっています。

テラスから真っ直ぐ続く道を眺めていると当日の様子をイメージできます。

象のテラス(地図)
シエムリアップ カンボジア

⑤ライ王のテラス(Terrace of the Leper King)

象のテラスを正面向かって右側に位置するライ王のテラス。作家の三島由紀夫作「戯曲」にも登場したことでも知られるライ王。象のテラスよりも2倍近い高さを誇りますが、用途は不明。レプリカで修復されており、本物はプノンペン国立博物館に保存されています。

トイレに行くのに必死で写真撮るのを忘れました。

Terrace of the Leper King(地図)
Angkor Archaeological Park Krong Siem Reap, 17000 カンボジア

⑥プラサット スゥル プラット(Prasat Suor Prat)

塔の中

祭典の際に、綱渡りを披露したとされるが用途は不明。実際に私が象のテラスから眺めたところ、確かによく見える位置で塔のなっているので高さもあります。

中に入ると空洞になっており上には上がることはできません。見学者もいませんでした。

プラサット・スゥル・プラット(地図)
Krong Siem Reap, カンボジア

⑦クリアン(Khleangs)

クリアン

プラサット スゥル プラットのすぐ裏側(東側)に位置する遺跡。クリアンとは「収蔵庫」を意味していて王室財宝を所蔵していた寺院とされているが、実際には機能的に不可能とのこと。目的が不明だが、人が通るのがやっとなほど、小さい寺院です。岩石を積み上げただけ造られている様に見えます。いくつも崩れたままのもありました。

クリアン(地図)
Angkor, カンボジア

アンコール遺跡で1番の美しさ!テバター像を見るならトマノン(Thommanon)

アンコールトムの勝利の門を出て、東に進むと左(北側)に見えて来る遺跡。テバター像を見るなら間違いなくトマノンです。

テバター像はそれぞれ違う姿をしているので、ひとつひとつ見て行くと面白いです。丁寧に修復された彫刻の数々にトマノンは完全に美術館と化しています。

トマノン(地図)
Krong Siem Reap, カンボジア

チャウ サイ テヴォーダ(Chau Say Tevoda)が道を挟んで反対側(南側)にありますので、トマノンと一緒に見学するもがおすすめです。チャウサイテヴォーダはトマノンと似ていますが、やや高台になっており手前の石段に座って休憩しました。遺跡を目の前に静かでのんびりとした時間を過ごせます。

チャウ・サイ・テヴォーダ(地図)
Angkor Archaeological park, Krong Siem Reap 17000 カンボジア

アンコール遺跡でピラミッド発見!タ ケウ(Ta Keo)

タケウ

タ•ケウとは「ケウじいさん」という意味で王の死去により未完のまま放置されたピラミッド型のヒンドゥー寺院。初見でタケオ?日本人の名前?かと思いました。

インドネシアのジョグジャカルタにあるボロブドゥールを思い出した。

石造りの急な階段を上り、頂上を目指す。アンコールワットをはじめとする他の遺跡は直接には石階段を使わず、後付けされた木の階段を利用する。タケウは直に石階段を上がれる貴重な遺跡です。石段は広く足がきちんと乗せられるので意外と歩きやすかったです。ただ、高所恐怖症なのには変わりがなく、石階段を降りる時には慎重になり冷や汗をかきました。

タケウ(地図)
Krong Siem Reap, カンボジア

ベンメリアだけじゃない!「天空の城ラピュタ」手軽に行ける[タ プローム(Ta Prohm)]

タプローム

シェムリアップのアンコール遺跡群で、ジブリ映画「天空の城ラピュタ」の世界だと話題のベンメリア(Beng Mealea)。しかし、ベンメリア遺跡へ行くには、シェムリアップ市内からトゥクトゥクで1.5時間ほどかかる遠距離のため、アンコールワット付近の遺跡とセットでベンメリアまでの一日観光は不可能に近いです。

しかしこのタプローム遺跡ならばアンコールワットから東のほど近い場所にあるため、小回りコースでも気軽に行けます。

タプローム遺跡の建物の多くは崩壊していて、ありのままの遺跡が多く見られます。かつては5,000人ほどの僧侶が暮らしていたとされています。

現在は巨木の生命力の高さから、建物が木々に押しつぶされそうになったり、侵食が激しいです。しかし、その木々の侵食こそがここタプローム遺跡の魅力であり、他の遺跡に類を見ずレア度が増しています。

自然の力に圧倒されます。樹齢数百年の樹木が遺跡と一体化しており、新しい建造物の様。野鳥の鳴き声も相まって、ラピュタの世界を歩いているかの様でした。

タプローム 寺院(地図)
Angkor Archaeological Park, Krong Siem Reap, カンボジア

アンコール遺跡群で夕日(サンセット)を見るならプノン バケン(Phnom Bakheng)入場規制あり

プノンバケン

1月30日の日の入りは18:30頃

アンコール遺跡群で夕陽を見るならプノンバケンがおすすめ。なぜなら高台でアンコール遺跡群と一緒に見れるからです。

[プノンバケンの行き方]

アンコールトムの南大門の南に位置しています。道路沿いでトゥクトゥクを降りたら、入り口でチケットを見せて坂道を登って行きます。15分ほどのハイキング/トレッキングでプノンバケン遺跡に到着します。

街灯がないため日が暮れると真っ暗でしょう。ライトが必要。

プノンバケンはタケウと同じくピラミッド型の寺院です。入り口と出口が分かれており、一方通行で上がります。丘の頂上へ上がり最初に見えて来る階段は出口専用ですので上がれません。更に先に進み入り口専用の階段へと進みます。

17:20に到着した時には200人ほどの列ができていました。プノンバケン遺跡へは最大300人しか上がれないため、入場規制がされています。並んで待ちましょう。途中、割り込んでくる人もいますが、係員がガードしてくれます。時には、友達が先に並んでるとかで無理やり割り込んでくる人もいますが。

夕日を見たくて並んでいても、プノンバケン遺跡から降りてこなければ上がることができませんので終始ドキドキして待ちます。

なんとか上がることができました、階段を上がる直前に首から下げるプレートを渡されます。

18:00 プノンバケン遺跡頂上を上ると、ちょうど夕日が綺麗に見えました。直後に雲に隠れてしまいましたがギリギリセーフで満足しました。

プノン・バケン寺院(地図)
Angkor Archaeological Park, Krong Siem Reap 17000 カンボジア

アンコールワット観光は乾季がベストシーズン?実は雨季がきれい

アンコールワットをはじめとする西バライ、東バライなど湖と遺跡のセットで見るのが美しいです。写真も映えますし、きれい。

ところが乾季(11月-5月)に観光すると湖の水位が低く、現地の宿のスタッフなどに聞くと雨季がおすすめとの回答。例えば、アンコールワットの朝焼けや、西バライ(West Baray)の湖に浮かぶ遺跡などです。

観光するなら乾季の方が楽に回れる反面、アンコールワットの朝焼けや

夕焼けに影響が出る。悩ましいところですね。

私は今回、乾季の1月にアンコール遺跡群を観光しましたが、朝焼けは美しかったです。アンコールワットの湖も水位は雨季よりも低いんでしょうけど、普通に水は貯まっていたので逆さアンコールワットの写真も撮れました。

次回は雨季(6月-10月)にアンコール遺跡群を観光してみて比較してみます。

●アンコール遺跡群を乾季に観光してみて…

アンコール遺跡群を観光する時はトゥクトゥクに乗って移動します。道路は全てがコンクリート舗装されていません。雨が降らない乾季には砂埃が舞ってマスクが必要となります。乾燥しているので、ミネラルウォーターなどを飲んで水分補給をマメにするのをおすすめします。喉を痛めます。

[アンコール遺跡旅行記]観光を終えた感想と注意点の総まとめ

アンコール遺跡群はアンコールワットだけが見どころなのかと思っていましたので、最初はなぜ3日券や1週間券が存在するのか理解できませんでした。しかし、一日アンコールワット周辺の小回りツアーを終えた今ならば理解できます。アンコール遺跡群を全て細かく見学するとなると1日では見切れないほど大規模な遺跡群です。世界中から観光客が押し寄せて来る理由がわかります。日本人観光客も多いです。

もし、時間がなくあまり観光できないのであれば[アンコールワット][プノンバケン][バイヨン][タプローム]の4つは行くべき遺跡です。

トゥクトゥクはチャーターするのをおすすめします。徒歩や自転車では回りきれないほど、大規模な遺跡群です。相場はトゥクトゥク一台20ドルです。

アンコールワット内で朝食

食事ですが朝食はアンコールワット敷地内にある屋台レストランで食べました。5ドル〜とシェムリアップ市内の2倍くらいの価格ですが、アンコールワット遺跡を眺めながら食事ができることなんてなかなかできないのでおすすめです。量も多いし味もいいです。Honeyという1番外側にあるお店でした、テーブル毎に屋台レストランの店が分かれています。

カンボジアの赤飯美味しい
昼食は竹に入った餅米の赤飯の様な見た目で、ココナッツミルク味でほのかに甘めで美味しかったです。1ドルと激安でシェムリアップ市内では滅多にお目にかかれません。なので、帰りに持ち帰りました。

スマホの電波は不安定で悪い時は3G以下のE表示になりました。電波が不安定だと、触っていなくても電池の減りがかなり速いです。モバイルバッテリーを持参することをおすすめします。

服装の指定はありませんが、急な階段や不安定な足場が多いのでスニーカーがおすすめです。サンダルは滑って転ぶリスクがあるのでおすすめしません。

ミネラルウォーターの大きいペットボトル(1.5L)を持参することをおすすめします。チャーターしたトゥクトゥクに置いておけば観光の邪魔になりません。昼間はかなり気温が上がり暑いので、水分と休憩はこまめに取りましょう。トゥクトゥクで移動中、(乾季は特に)砂埃が舞うのでマスクを着用することをおすすめします。

ライ王のテラス付近のトイレ

トイレは洋式でトイレットペーパーもありました。手動のトイレシャワーもあり、無料です。私が利用したトイレはライ王のテラス付近にあるレストランや、お土産が多く売られているところです。向かって左奥にあり、確認したところ無料でした。Tシャツ売り場が

側にあり一枚4ドルで売られていました。店員さんがかなり積極的に売りに来ます。

Restaurants For Tourists(地図)
Street Angkor Thom Sangkat Kork Chork Siem Reap, 17253 カンボジア

それでは、良いアンコール遺跡群の観光を!

コメント

タイトルとURLをコピーしました