ローマの観光スポットがすごいのはもちろんだけど、雑誌などには載ってないスポットの方が面白かったりします。
ここでは街を歩いて発見した場所などを綴っていきます。
この記事の目次
1 ローマの観光スポットの行き方(交通・アクセス)
2 ローマ街歩きレポート<お写んぽ
3 ローマの撮影ポイント
4 とにかくでかいローマの建物(高さ比較)
5 ローマの周辺観光地
1 ローマの観光スポットの位置(交通・アクセス)
ローマの街はテルミニ駅から南西部が主な観光地となっており、有名どころは徒歩1時間以内で歩いて行ける。
コロッセオ 20分
フォロ・ローマ 20分
トレビの泉 20分
スペイン広場 25分
パンテオン 30分
真実の口 35分
ナヴォーナ広場 40分
サンタンジェロ城 45分
ピラミッド 50分
サンピエトロ大聖堂 1時間
2 ローマお写んぽ
ローマの有名な観光スポットは大阪環状線の中にすっぽり入る。
時間さえあれば、徒歩で十分巡れる距離だ。
サンタンジェロ城(心霊スポット?)、ナヴォーナ広場(立ちんぼゾーン?)、パンテオン、トレヴィの泉など【ローマの昼と夜の街歩き1日目】
(14:00)テルミニ駅に到着(ローマローマパスを購入)
テルミニ駅周辺は、賑やかな雰囲気だが、スリや盗難が多く治安が悪いとの噂だ。
テルミニ駅を出発し、次の順に歩いて行く。
観光の定番のトレヴィの泉→不思議な穴のパンテオン→大量の猫のトッレアルジェンティーナ遺跡→立ちんぼゾーン?ナヴォーナ広場→最後は心霊スポット?サンタンジェロ城の順に歩いていった。
(15:00)テルミニ駅から南へ徒歩7分パオリーナ礼拝堂(Cappella paolina)
ローマは坂が多い街で緩やかなアップダウンが続く。
ローマは世界一噴水が多い街と言われ、至る所に噴水がある。
ローマ市だけで2000もの噴水があると言われている。
(15:30)トレビの泉に到着。
住宅街を歩いていると突然現れるローマ最大の噴水だ。
(狭い空間にあるため距離が取れず、普通のカメラでは全体を撮影できない。)
トリビの泉は人気の観光地で、それほど広くない泉の周辺は人で埋め尽くされており、コインを投げるのにも大渋滞。
ご縁がたくさんありますように、日本から五円をたくさん持って来た。
トリビの泉に投げ込まれる小銭は年間で日本円だと約1億5000万円(約140万ユーロ)にも達するとか。
(15:45) トレビの泉から西に8分程度歩くとパンテオン神殿に到着。
パンテオンの高さは43m。
コロッセオの48mの高さと比較するとその大きさが分かる。
天井の中央にぽっかりと直径9mの天窓が空いており、そのまま雨が降ってくる。
建物の中はそれほど奥行きはなく43mの天井で、まるで巨大な水筒だ
(16:30) パンテオンから南へ徒歩6分。トッレ・アルジェンティーナ遺跡。
こちらは猫が占拠している遺跡として有名だ。
(17:00)トッレ・アルジェンティーナ遺跡から歩いて6分。ナヴォーナ広場に到着。
ナヴォーナ広場は立ちんぼが出没する治安の悪いエリアとの情報があったのだが、
逆に、観光客やカップルや家族連れで賑わっており治安の良さを感じた。
実際に行ってみないと分からないものだ。
(17:30) ナヴォーナ広場から北に10分ほど歩くと心霊スポットと言われるサンタンジェロ城に到着。
サンタンジェロ城の屋上からのローマの夜景は想像以上に暗かった。
サンピエトロ大聖堂だけが暗闇に浮かび上がり、なんとも不気味だ。
サンタンジェロ城の中は薄暗い迷宮のようになっていて少し怖い。
どうやら、このお城は昔から「いわくつきの場所」のようだ・・・。
西暦135年、ローマ帝国のハドリアヌスが自分のお墓として建てられた。
しかし、3世紀になると、城に改造されてしまった。
6世紀ごろになると、刑務所となり、死刑も執行されてきた。
そのせいか、かつてから、幽霊を見たという目撃証言だけではなく、城の兵隊が何人も行方不明になったりなどの記録もあるのだ。
1950年代、サンタンジェロ城を観光に訪れたアメリカ人夫婦の女性が3日間行方不明になった。
彼女の証言によると、閉まってるはずの扉を通り抜けて古代ローマの人々にもてなされたという。
しかし、女性は翌日、ローマ市内のホテルで突然亡くなるが死因は不明だった。
【ローマの昼と夜の街歩き2日目】
落書きがすごい電車で移動開始。
あまりにも堂々とした落書きで最初はビビるが、ローマの電車はこれが普通だ。
ちなみに、ローマは路上にもクオリティの高い落書きがあったりする。
(8:40)ピラミデ(Piramide)駅を降りると目の前に高さ37mのピラミッド。
紀元前18年から12年に建てられたもので、大阪に本社がある八木通商株式会社(やぎつうしょう)により修復されたピラミッドだ。
海外では日本人の活躍がアチコチで見られ誇らしい気持ちになれる。
再び電車で移動コロッセオ(Colosseo)へ向かう。
(9:10)コロッセオ駅を降りると目の前には、コロッセオ(48時間パスのおかげで無料)。
古代ローマ時代の西暦80年に造られた円形闘技場だ。
猛獣同士を戦わせたり、罪人を処刑したり、人間同士を戦わせた場所だった。
つまり、死を娯楽として楽しむ娯楽施設だった。
そのせいか、霊感の強い人は近づくと空気が重く感じるのだとか。
(※レンズは18㎜ではおさまらないので超広角か魚眼レンズが必要)
(10:00)コロッセオと道を挟んで隣接するパラティーノの丘。眺めがよくローマ市内を見渡せる。
(10:30)パラティーノの丘の北側のチープな階段を降りると「フォロ・ロマーノ遺跡(伊:Foro Romano)」
(11:00) フォロ・ロマーノの隣にある世界一古い美術館「カピトリーノ美術館」
映画「アマルフィ 女神の報酬」にも登場する美術館だ。
広い美術館で、全部回るには1時間程度、じっくり見ると3時間以上はかかる。
カピトリーノ美術館で有名なのは・・・「カピトリーノの雌オオカミ」
ローマの建国神話に登場する双子の兄弟ロームルスとレムスは、このオオカミに育てられたのだとか。
「カピトリーノ美術館」からは、フォロ・ロマーノが見下ろせる。
(12:00) カピトリーニ美術館から南に12分ほど歩くと「真実の口」の建物。
ちょっと怖い顔の「真実の口」
直径は175㎝で、重さは1200kgもあるとか。
嘘をついた者や人を騙した者は、口に手を入れると噛まれると言われている。
この「真実の口」の撮影の列が30分ほどだった。
(12:30) 真実の口から3分ほど西に歩くとテベレ川にかかるパラティーノ橋(ponte palatino)がある。
この横からテベレ川岸に降りれるのだが、なかなかの絶景!
テベレ川をティベリナ島経由で渡りトラステヴェレ地区へ
(13:00) トラステヴェレ地区に到着。
トラステヴェレはローマの下町と呼ばれており、料理が安くて美味しいと評判。
下町と言えども治安はよいらしい。
さっそくトラットリアで食事。
テベレ川周辺は植物が多くてよい。
さて、ここからはスペイン広場に移動。
(15:00)スペイン広場に到着。
ローマの休日の舞台になったスペイン広場
スペイン広場の階段の上からの風景。
スペイン広場は、かつてはミサンガを無理やり巻き付けてくるミサンガ売り詐欺が横行していたのが、今は花に変わったようだ。
薔薇の花を受けとるとお金を要求してくるので注意。
でも、買ってる人もチラホラいるみたいだった。
最後は、怖い地下鉄に乗って夜のヴァチカンへ移動
(17:00)最後はヴァチカン市国。
パスポートは不要だ。
サンピエトロ大聖堂の中。
キリスト教の儀式をやっていた。
(19:00) サンピエトロ大聖堂の外。
クリスマスツリーも巨大だけど、後ろのサンピエトロ大聖堂は高さ137m。
3 ローマの撮影ポイント
ローマは建物自体は大きく驚きの連続でしたが、比較対象となる建物も大きいので写真映えはしにくい街だと思います。
また、夜景も想像してた以上に暗く、映える夜景を撮りたいならば、ナポリやフィレンツェまで足を運んだ方がよさそうですね。
サンタンジェロ城からの夜景です。
ここら辺が一番明るく見えたほどで、ローマの街は夜景撮影に向いてないと思いました。
あとは、サンタンジェロ城から撮ったサンピエトロ大聖堂が目立ったくらいでした。
テルミニ駅から7分程度のところに「Cappella paolina」から北西に伸びる道が直線の道があります。
ここは良い写真が撮れそうですよ。
フォロ・ロマーノは中に入るより外から撮った方がよいと思いました・・・
4 とにかくでかいローマの建物(高さ比較)
ローマの建物は何もかもでかく、レンズにおさまりにくいです。
この記事(ローマ1日目)はYouTubeからご覧になれます。
この記事(ローマ2日目)はYouTubeからご覧になれます。
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