オランダのスケベニンゲンが集まる飾り窓と運河アムステルダム街歩き

オランダ

オランダの首都アムステルダムはスケベニンゲンが集まる飾り窓がある。
ヨーロッパ最大級の売春宿が立ち並ぶ街だ。

なお、スケベニンゲンはオランダに実在する地名で、アムステルダムから電車で1時間10分程度で行ける。
スケベニンゲンはその名に相応しくヌーディストビーチもある。
現地語では「Scheveningen:スヘフェニンゲン」と読む。
スケベニンゲン

アムステルダムのすごいところ3点

アムステルダムだが見た事もないような刺激的な街だった。
(チューリップの咲くアムステルダム国立美術館)
アムステルダム国立美術館

(アムステルダムのすごいところ) その1.車がほとんど走ってない

アムステルダムは人間よりも自転車の数が多く、街の中はほとんど自動車が走ってない。
街の中の騒音が少なく、環境や観光の観点から優れている。
アムステルダム中央駅には、見た事も無い広大な自転車置き場がある。

なお、東京駅とアムステルダム中央駅は姉妹駅だ。
アムステルダム中央駅
確かに東京駅と似ている。

(アムステルダムのすごいところ) その2.落ちる事が前提の運河

オランダと言えば運河。アムステルダムの運河は2010年に世界遺産に登録された。
アムステルダムの風車

網の目のように張り巡る運河。
他の国なら運河に落ちないように柵を建設するところだが、オランダの運河には柵があまり無く、これが美しい景観を保っている。
アムステルダムの運河

柵があっても人は落ちたりするもので、特に子供の転落事故を防ぐのは難しい。
そこでオランダは服を着たまま泳ぐ「着衣水泳」の授業が必須となっている。
つまり、「運河や川に落ちないようにする」のではなく、人が運河に落ちる事を前提に「水に落ちても大丈夫なように訓練する」という発想の転換だ。
このおかげで海や川で溺れるオランダ人はほとんどおらず、水辺のライフセーバーが助ける人の多くは外国人だとか。
オランダ・アムステルダムの柵が無い運河

(アムステルダムのすごいところ) その3.合法基準が独特

オランダといえば安楽死が認められたり、ドラッグや売春が合法だったり先鋭的な国だ。
オランダの「コーヒーショップ(Coffeeshop)」とは大麻を含むソフトドラッグを吸ったりできる店だ。
喫茶店に入りたければ「カフェ(Cafe)」に入らなければならない。

アムステルダムの飾り窓地区は地球の歩き方など観光ガイドブックに載ってない事も多いが、歴史的な建物が多く見どころの多い観光スポットだ。
運河と街の佇まいが美しく、インスタ映えする。

売春博物館(レッドライトシークレットRed Light Secret)は、この手の博物館にしては珍しく撮影が可能だ。
労働者の生活が生々しく表現されている。
ここで働く人たちには労働組合や失業手当が、国が「労働者」であると認めている。
欧米や中東ではアジアに比べて水商売や性産業は盛んではなく、その珍しさから飾り窓地区には多くの観光客が訪れる。
飾り窓地区
労働者の中には男娼やニューハーフもおり、一定の需要があるようだ。
また、アムステルダムには、売春奉仕短期大学があり、性病防止や健康管理に関しても徹底した指導がなされている。
この効果もあってか、オランダではエイズ感染者が減少しているという。

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