東南アジアを旅した時に出会ったイスラム教徒の友人たちと過ごしてみて、気づいたことがあります。一口にイスラム教といっても、国によって戒律や信仰心に差があったのです。
今回はイスラム教の戒律や信仰心にフォーカスします。
イスラム教とは
イスラム教は7世紀に設立され、今や世界に18億人以上のイスラム教徒(ムスリム)がいると言われています。日本にも10万人以上が暮らしているそうです。
食事制限など日々の暮らしの中で信仰を実践しています。
イスラム教発祥の地はサウジアラビアのメッカ。
イスラム教徒が住む国は半数以上がアジア
世界最大のイスラム教徒が住むインドネシアをはじめ、パキスタンやバングラディッシュなど実は半数以上がアジアに住んでいるそうです。
①イスラム教の女性はヒジャブ
インドネシア→信仰心による。ヒジャブを身につけない女性もいますが、なんとショートパンツを履く予想外の若い女性も!
マレーシア→ヒジャブを身につけていますが、観光目的で中華系の寺へ行く場面も
パキスタン→ヒジャブを身にまとい、目だけ出しています。
②イスラム教の教えで豚は食べない
インドネシア→鳥を食べる
マレーシア→ハラール料理屋でしか食べない
パキスタン→チャパティとカレーしか食べない
③イスラム教の教えでアルコール禁止?
インドネシア→ビールで乾杯
マレーシア→ホワイトコーヒーで乾杯
パキスタン→ラッシーで乾杯
④イスラム教の礼拝
インドネシア→一日5回の礼拝をまとめてやってもOK
マレーシア→一日5回の礼拝をきっちり
パキスタン→帰宅してシャワー上がりに正装に着替えて礼拝
自発的な喜捨(サダカ)で助け合い
イスラム教の教えで助け合いの精神があります。
路上での物乞いや、レストランでの食事中に足の不自由な方が喜捨を求めに来た際に、自然とお金を渡したりします。特にパキスタン人の友人は100%渡していました。ここにも国によってバラつきがある様です。
喜捨(きしゃ)・・・裕福な人は神から富を預かり、それを貧しい人たちに返す
寄附(きふ)・・・慈善行動
まとめ:イスラム教の教えはアジア圏では厳格ではなく柔軟である
イスラム教は実は寛容な宗教だった。
例えば豚肉は食べてはダメだけど、餓死するくらいなら食べてもOK。
ラマダンの断食も日中だけで、日が暮れたらみんなレストランに行列でした。
身近にいる友人の中でのイスラム教の教えを見て感じた内容でした。
情報があればコメントください。
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