実は女だった?「見ざる言わざる聞かざる」の三猿?!
神になられた徳川家康公を祀る神社ですよ。
日光東照宮と言えば、有名すぎる「見ざる言わざる聞かざる」
これは「神厩舎(しんきゅうしゃ)」と言う建物にある左甚五郎(ひだりじんごろう)作の彫刻です。
左甚五郎の彫刻には他に秩父神社の「つなぎの龍」などが有名ですね。
※神厩舎(しんきゅうしゃ)とは「神様に仕える神馬の勤務場所」の事。
さて、この神厩舎の有名すぎる三猿ですが、物語になってる事はあまり知られてないようです。
8枚の彫刻で成り立っており、今風に言えば8コマ漫画なんです。
1、赤ちゃん時代
母猿が子猿の将来を見つめている
2、幼少期
「見ざる言わざる聞かざる」の三猿
子供の頃は、何にでも興味が湧くが、
「悪い事を見たり言ったり聞いたりしない」(悪い事に影響を受けるな)
と言う意味が込められている
3、独り立ちする前の猿
座って将来をじっくりと考えている猿
4、独り立ちしたばかりの猿
天を仰いで望みを大きく持って上を見ている猿
5、挫折しそうな猿
悩みを抱え下を見ている猿
周りには仲間の猿
6、恋に落ちた乙女猿
恋に悩みもの思いにふけてる猿
7、ついに恋が実り結婚した猿
二人で荒波を乗り越え立ち向かおうとしている
8、妊娠したメス猿
親となりここで親の苦労が分かるようになる
^p^あ、女の子だったのね?!
日光東照宮ってお寺なの?神社なの?
日光東照宮は、お寺だとばかりずっと思ってたんですけど、調べてみたら「徳川家康を祀った神社」なんだそうですね。
明治が政府によって神道を国の宗教として位置づけた為、全国の神社とお寺を白黒はっきりさせようとしました。
それまではお寺でもあり神社でもあったのだそうです!!
1871年(明治4年)に神社と寺の敷地の区別をするように命じられたので、神社の敷地内の仏教関連の建物などをすべて東照宮の敷地外に移すようにと命じられたんですね。
あーそれで、お寺っぽい雰囲気が漂う神社だったのですねぇ。
納得。