葛飾区の立石(読み方:たていし)はマイナーながら、その歴史は古く、奈良時代から平安時代に古代東海道が通り、古くから栄えた場所です。
北口は都内屈指の猫ゾーンで「呑んべ横丁」など昭和の街が残っています。
猫の下町が間もなく取り壊され、新しい街に変貌しようとしています。
なお、メジャーな猫町の「谷根千」は観光地として整備されてます。
立石のアクセス
京成電鉄押上線の立石駅です。
京成立石は京成押上線でスカイツリーから4つ目の駅です。(スカイツリー前→京成曳舟→八広→四ツ木→京成立石)
下町情緒溢れる葛飾区で、街全体が昭和の空気に包まれています。
昭和の雰囲気が漂う立石仲見世と呑んべ横丁
昭和中期の街の雰囲気の立石。
南口は商店街「立石仲見世」。北口は飲み屋街と猫の街。
それぞれお写んぽしてみましょう。
立石駅の南側の商店街「立石仲見世」
まずは駅の南側の商店街。昭和の雰囲気がただよう商店街で、アーケードになっています。
衣料品店や昔ながらの料理店が立ち並び便利です。
終戦後の闇市が商店街に発展したそうです。歴史を感じさせる街並みです。
立石駅周辺は、放置自転車が多い。これも下町風情ですね。
夜は賑わっているものの、街灯やネオンの光が弱く、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
立石駅北口、呑んべ横丁と猫の街
北口の「呑んべ横丁」です。
昭和の匂いのする居酒屋が立ち並んでいます。
せんべろの街として、首都ならず「酒都」と呼ばれることもあるようです。
周辺は北口再開発地域となっており、この姿を見られるのは2019年の夏までだとか。
京成線の高架工事も行われ、街全体が生まれ変わる計画となっております。
そして呑んべ横丁の夜・・・
東京とは思えない弱い光が周辺を灯し、不思議な空間です。
戦後にタイムスリップしたような錯覚に陥る不思議な場所。
こういう空間はどんどん失われていくのでしょうね。寂しくもあります。
立石の北口の住宅街がまるで猫カフェ!
北口は猫ゾーンでもありますが、この辺りも開発地域に指定されております。
夕暮れが近づくと猫の姿が・・・(次ページ)