親日国と聞いて思い浮かべる国は、台湾、トルコ、タイなどですが、最も親日的な国はインドネシアだと言う事はあまり知られてません。
なぜ、インドネシアは親日国であるのか?大きな理由3つ
世界の国別の好感度調査では、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、スイスなど上位には人口が少ないヨーロッパ諸国に混じって、日本も上位に名を連ねます。
インドネシア人の日本人への好感度も同じように高いのですが、インドネシアは他の国に対して厳しい評価をする傾向があることを加味すると、世界一の親日国と思われます。
じゃあ、インドネシアはなぜこれほど親日なのでしょうか?
インドネシアが親日な理由は3つあります。
1.日本製品が大好き
車、バイク、家電、アニメ、漫画、アイドル(JKT48・・・AKBの姉妹グループ)など、インドネシアで日本製を見かけない日はありません。
モールは日本食レストランばかり、ジャカルタにも多くの日本人がいます。
アニメは特にクレヨンしんちゃんとドラえもんが大人気!
ドラえもんの主題歌は誰もが歌えます。(日本と同じメロディ)
「アンアンアン とってもだいすきドラえもん~♪」のアレです。
2.歴史的背景:インドネシアがオランダから独立する際に、加勢した日本
時系列が分かりやすくなるよう年表を書いてみました。
1602年 | インドネシアがオランダの植民地に |
↓340年後 | |
1942年 | 日本統治 |
↓3年後 | |
1945年8月 | インドネシア独立宣言 |
↓ | |
1947年7月 | オランダ軍がインドネシアに軍事侵攻 |
1948年12月 | オランダ軍がインドネシアに軍事侵攻 |
1949年12月 | インドネシア連邦共和国成立 |
1950年8月 | インドネシア共和国成立(連邦が合流) |
インドネシアは日本の敗戦後、独立宣言をしますが、オランダは再びインドネシアを植民地化しようと侵略してきました。これがインドネシア独立戦争です。
その時にインドネシア軍側に協力したのが、敗戦時に現地にいた3000人を超える日本人です。
日本人兵はインドネシア軍に戦い方を教え最前線に立って戦い1078人の人が命を落としました。
最終的に、1949年12月にインドネシア連邦共和国成立、1950年8月にインドネシア共和国成立(連邦が合流)と言う流れになるわけです。
そして、独立後もインドネシアのインフラの整備の支援もしました。
「インドネシアに3ヶ月以上滞在したけど、ものすごい親日っぷりでした」
インドネシアが親日の最大の理由、驚きの親日っぷり・・・(次ページ)
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