イタリアの高速鉄道を予約したら「印刷して係員に見せる」
これは多くのサイトに書かれていますが、予約完了の画面や保存したPDFをスマホの画面を見せるだけで大丈夫です。
毎回、印刷してたら数分後に乗りたい列車に間に合いませんもんね。
ってなわけで、この記事では電車の乗り方や予約方法などを記録しておきます。
イタリアは日本と同じように鉄道網が発達しており、料金は日本ほど高くないので、国内移動は鉄道移動がオススメです。
バスは鉄道より安いですが、移動時間がかかりすぎる・・・。
【イタリア国内での移動】
高速鉄道
フィウミチーノ空港(伊: Aeroporto di Fiumicino)
↓ ↑
ローマ・テルミニ駅(伊:Stazione di Roma Termini)
ローマ・テルミニ駅(伊:Stazione di Roma Termini)
↓ ↑(日帰り往復)
フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(イタリア語: Stazione di Santa Maria Novella,SMN)
ローマ・テルミニ駅(伊:Stazione di Roma Termini)
↓ ↑
ナポリ中央駅 (伊:Stazione di Napoli Centrale)
↑(片道)
サレルノ駅(伊:Stazione di Salerno)
ヴェスヴィオ周遊鉄道(Circumvesuviana)
ナポリ・ポルタ・ノラーナ(伊:Napoli Porta Nolana)
↓ ↑(日帰り往復)
ポンペイ・ヴィッラ・ディ・ミステリ駅(伊:Pompei Villa Dei Misteri)
ナポリ・ポルタ・ノラーナ(伊:Napoli Porta Nolana)
↓ (片道)
ソレント駅(伊:Sorrent)
地下鉄
ローマ市内地下鉄
ナポリ市内地下鉄
イタリアの運行状況やストライキ情報は常にチェックしてました。
全部運休することはほとんどなく、そこまでビビる必要はないかも?
だいたい縮小運休(運行本数が減ったり)です。
最新ストライキ情報(日本語)
直接窓口で買う場合
フィウミチーノ空港からローマ・テルミニ駅のチケットをこの券売機で買おうと、
クレジットカードを取り出し、操作しました。
使い方わかんねええええ><
親切に教えてくれる人はいるそうですが、教えた後にチップをねだられる事もあるそうです。(特に移民の方々)
そう言う噂を聞いてたので、券売機は諦めて窓口で買いました。
改札を潜ります。
入場時に自動改札があるのは、フィウミチーノ空港駅と地下鉄だけでした。
テルミニ駅は自動改札ではなく人の改札でした。(古い情報だとテルミニ駅にも改札が無かったみたい)
窓口で買った場合は打刻を忘れないでください。
これを忘れると電車内で切符チェックをしてる人に罰金を支払わなければなりません。
その罰金が運賃の数倍を支払うという恐ろしいもの。
ネットで予約した場合(eチケット)※超オススメ
いちいち打刻しなくても済むし、現地でスマホで操作出来ますので直前の予約も可能だし、3分前までならキャンセルや変更も可能。
これは便利です!
イタリア語でエスプレッソとは、日本語の急行のことです。
エスプレッソ(高速鉄道)の座席は、全てこのサイトから予約しました。
http://www.trenitalia.com/
検索すると到着時刻などの詳細が出てきて便利です。時刻表代わりにも使えますし。
最初、イタリア語でこんな画面になるので、右上の「三」をクリックして英語(イギリスの国旗)に切り替えます。
もちろんイタリア語が分かる人はそのままでOKです。
前の画面に戻り、「One Way片道」「Round Trip往復」を選択。
「From」(出発駅) と「To」(目的駅)を入力します。
文字を入力を始めると、候補駅がずらっと出てくるので選択するとスペルの間違いがなくて済みます
日付と時刻と乗車人数を選択します。
「29-12-2016」2016年12月29日
「10」10時台以降
Adult「1」大人一人
で最後に「SEARCH」を押します
すると、こんな結果が出て来ました。(下にスクロール可能で、当日の列車一覧が見られる)
89.00€と119.00€が出て来ましたが、119.00€は安い席が売れ切れたんだと思われます。
安い方から売り切れていきますが、エコノミーも結構残ってます。(観光シーズンは早く売り切れてしまうかもしれません)
「FRECCIAROSSA 1000」の9624号
ローマテルミニ駅 11:30出発
ミラノ中央駅 14:29到着
これでよければ「Continue」を押下
サイトにユーザを登録してないので、「Non Resistered User」を選択し
名前とメールアドレスを打ちます。(予約が完了すると、ここで入力したメールアドレスに予約内容とPDFが送られて来ます。)
誕生日も入れてください。
1999年7月30日(人類が滅亡した日)に生まれた人は「30/07/1999」です。
で「Continue」を押してください。
クレジットカードにチェックをし、「Accept Transpotation Condition of the carrier and I have read the privacy policy」にチェック。
要は「電車のルールを守りますし、プライバシーポリシーにも同意」って事です。
下記の画面が出るので、クレジットカード情報を打ち込み完了です。
完了画面からPDFを開くとこんな感じ。スクリーンショットを作成して保存しておくとよいと思います。
(実際の完了画面です)
予約が完了したら、電光掲示板で自分の電車が何番ホームから出発するか確認します。
電光掲示板は駅の目立つ所にあるので、すぐに見つけられると思います。
見方は、左から「列車の会社名」「列車の番号」「行き先」「予定時刻」「遅延時間」「メッセージ」「ホームの番号」
ホームの番号は直前になって急に表示されたりします。
表示されたら速やかに指定のホームに移動しましょう。
改札は無いことが多いので、直接ホームで待ちます。
Coarchは号車です。写真は4なので4号車。
Seatが座席番号です、
安いクラス(等級)はスリが出るので危険と警鐘を鳴らしてるサイトがありますが、全くそんなことはありませんでした。
(とは言え油断は禁物ですが)
座席はこんな感じで、シートは欧米人が座ってもゆったりで長距離でも苦になりません。
体の小さい日本人にはもっと快適。
乗っていると係員がクッキーや飲み物や新聞などを持ってきてくれます。
後で金を請求されるのかとビクビクしてましたが、無料でした。
二等車でも持ってきてくれました。
Wifiも鉄道会社のを使えるようです。(日本で用意したモバイルWifiが十分使えたので使用しませんでした)
指定席はあるのですが、乗客は割といい加減に乗ってます^^;
自分の席に既に座られてたので指定外の席に座ったけど、チケットチェックされスマホの画面を見せたら「OK」と言われました。
最高速度は400㎞の超特急ですが、電光掲示板を眺めてた限り250㎞以上は出てませんでした。
スーツケースを置く場所もあります。
USB充電が出来るので(コードは持参)万が一電池が切れても安心です。
トイレもついており困ることは無い近代的な列車です。
イタリアの鉄道は「日立レールイタリア」から注文を受けることが多く、こんなところでも日本の技術が生きてると思うと感慨深い。
重くてページが開かない時(たまにあります)。
イタロなど直接会社のサイトを開いてもよいと思います。
使い方はほぼ一緒。
毎回「One Way(片道)」を選択してました。
都度買った方がスケジュールに融通が利きますし、遅延などにも対応できますしね。
駅を降りると改札がないので不思議な感じでしたが、そのまま外に出ちゃってください。
ちなみに特急指定券は学割がきくようです。
日本人の場合、英語表記の国際学生証を日本で発行し切符購入時にパスポートと一緒に提示すれば学割がききます。
面倒くさそうですけど。
地下鉄の乗り方
イタリアの地下鉄は落書きだらけですが、芸術認定されてるのでしょうか、落書きだらけのまま走行します。
ローマとナポリで地下鉄を利用しましたが、いずれも何度乗っても同じ値段のフリーパスを使いました。
ローマは2DayPass(コロッセオなどの施設が無料で入れる特権付き)、ナポリは1Dayパスを使って地下鉄巡りをしました。
地下鉄の場合はワンデイパスを使いました。 ナポリの地下鉄を乗り放題です
あとで詳しく書きます。
Circumvesuviana鉄道(ヴェスヴィオ周遊鉄道)でソレント・アマルフィ・ポンペイへ
ベスビオ周遊鉄道は常に遅延してました。
乗り方は高速鉄道と違い自動改札があります。
周遊鉄道はアナウンスも無く外の風景で場所を察するしか無い・・・。
続きはあとで書きます。