シンガポールがつまらないと言う声をチラホラ聞きます。
本当にシンガポールはつまらないのか?
他の国と比較しつつ、シンガポールの特徴について見ていきましょう!
シンガポールは本当につまらない国なのか?
シンガポールの首都はシンガポールです。
といってもシンガポールは地方自治体が無く、あくまでもシンガポール自体が国家です。
「都市国家ゆえに面積が狭く、観光できる場所が少ないと思った。」
シンガポールがつまらない4つの理由
1)歴史が浅く、伝統的な建造物が少ない。
2)気候が一年中同じで季節の変化がない。
3)物価が高い。
4)法律が厳しすぎる。
シンガポールはつまらないと豪語するチャミとアヤ。
「マカオや香港は小さいけど、歴史もあって見所が多いけど、シンガポールには少ないよね」
「大自然もないし、四季もないしつまらないよね」
・・・と散々な言われようです。
「ちょっと待った!それはシンガポールをよく知らないからだ!シンガポールには歴史も自然もあるし気候の変化もある!」
シンガポールの歴史的な街、自然、気候
シンガポールの歴史的な街
シンガポールのチャイナタウンの景観は日本の中華街とは違い、プラナカン建築が色濃く残ります。
チャイナタウンのおしゃれなプラナカンの建物がズラリと並ぶ様子は圧巻です。
※プラナカン建築とは・・・15世紀後半にシンガポールやマレーシアに移民した中華系の子孫達がヨーロッパ・中国・マレーの文化を融合させた建築スタイル
色使いや形がおしゃれで、インスタ映えする街並み。
世界の女子を虜にしています。
「へー歴史があるのは分かったけど、四季の変化には乏しいよね。」
「そうそう、春は花が咲き、秋は紅葉みたいな自然の変化がないとつまらない。」
「そうだけど、逆に言えば、気候の変化が無いからこそ一年を通して過ごしやすいんだよ。それに雨季と乾季はあるよ。」
シンガポールの気候や服装
シンガポールは、ほぼ赤道直下なので、年中常夏で季節は乾季と雨季のみです。
4月~9月は乾季で、気温は30℃を超えますが、湿度が低いので過ごしやすいでしょう。
紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めを持っていくと良いでしょう。
※露天で売っている安いサングラスは目を痛めるので買わない方がいいです。
11月~2月が雨季です。
日本の梅雨と違い一日中降り続くことは無く、1時間くらい降ったらピタッと止みます。
雨季は午前中に晴れ、昼過ぎから夕方にかけて雨が降るケースが多いです。
シンガポールではビーチサンダルを履くのはおすすめしません。シンガポールの路上はスリップしやすく、歩いているとスリップ注意の看板が多く見られます。
服装は一年中Tシャツで過ごせます。
室内は、エアコンが効きすぎている事も多く、Tシャツ一枚では寒いと感じる事もありますので、1枚羽織るものを持っていくと良いです。
気温差が無いので、天候の影響で体調を崩す事が少ないです。
「なるほど、気候に無いのは、いい事も多いね。」
「でも、小さな国土に自然を楽しめる場所は無いよね?」
「ところがあるんだな。シンガポールにも大自然が。」
シンガポールの大自然
シンガポールには、狭い国土なのにも関わらず、大きな植物園が2つあります。
・近代的な大植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」・・・東京ドーム77個分
・世界遺産に指定された植物園「シンガポール植物園(ボタニック・ガーデン)」・・・東京ドーム10個分
他にも、ウビン島、ブキ・ティマ自然保護区、スンゲイ・ブロウ自然公園など、シンガポールの北部には多くの大自然が残されています。
おすすめは気軽に行けるシンガポールの離島「セントローサ島」。
街の中心部から、たった30分ほどです!
タクシーやバスでも行けますが、おすすめはMRT(地下鉄)とモノレールを使った行き方です。
たったの160円(2シンガポールドル)で離島でバカンスが出来てしまいます。
まずはセントローサ島へ渡るためMRTでハーバーフロント駅へ行きます。
シンガポール
次に歩いて渡れる橋(セントローサゲートブリッジ)を渡ります。動く歩道がありますので苦ではありません。
セントローサ島には、日本でもお馴染みのユニバーサルスタジオシンガポール(USS)やリゾートワールド、ウォーターパークなど子供も楽しめるテーマパークもあります。
通り抜けてウォーターフロント駅からBeach Station行きのモノレールに乗り込みます。(ここから乗車すると無料)
シンガポール
終点のビーチ駅で下車したらあとは徒歩でパラワンビーチ(Palawan Beach)へ向かいます。
約7分程歩くと到着。
まるでシークレットビーチの様にゆったりと心地良い。
揺れる綱の橋を渡った先には周囲を一望できる高台もある。
ゆらゆらと寝そべるブランコタイプのハンモックで音楽聴きながらリラックス。
大都会の中心部からたったの30分と思えないビーチです。
シンガポール
「ふーん。自然を満喫できることはわかったよ。でもお金かかるよね?ホテル代とか明らかに日本より高いし。」
「そうそう、ユニバーサルスタジオも大阪の半分くらいの大きさなのに入場料は高いし。」
「食べ物も他の国で食べられるものばかりだし、ホテルも高いしコスパ悪いよね。」
「物価が高いから買い物も躊躇する。品ぞろえがいいので見るのは楽しいけどね。」
「それが、工夫すれば安く生活できるんだな。」
シンガポール観光をお金をかけずに楽しむ裏技5選
東南アジアの中でも飛び抜けて物価が高い(シンガポールドル)。
土地が狭く家賃やホテル代は日本より高いのは間違いありません。
「しかし、お金をかけずにシンガポール旅行を楽しめる裏技がありますので、教えてあげましょう!」
「コンクリートで作られた街をお金かけずに楽しめるの?」
「お金をかけないのは、つまらないでしょうに」
「黙って聞きなさい!」
1)食事は屋台[ホーカーズ]で200円~300円
物価の高さを1番感じるのが飲食代です。
例えば、スターバックスコーヒーでカフェラテを注文した場合、日本だと380円くらいですが、シンガポールでは520円(6.5シンガポールドル)。
レストランで食事した場合は、通常は2,000円近くかかります。
安く済ませたい場合は、地元民が通う「ホーカーズ」というフードコートで食べるのがおすすめです。
一食あたり200円(2.5シンガポールドル)程度とリーズナブル。
しかも、マレー系やインド系、中華系などが住む多民族国家なので食事のバリエーションは様々で選び放題です。
270 Queen St, シンガポール 180270
2)日本より高いホテル代の国で、日本より安く泊まる方法
シンガポールの物価が高いと感じさせるのはホテル。
家賃は日本の二倍とも言われています。
しかし、ドミトリーなら一泊2,000円。
朝食付きでバスタオル、シャンプー、ボディソープ、歯ブラシ、ミネラルウォーター飲み放題。
傘やモバイルバッテリーの貸し出しサービスもやってる。
建物がプラナカン建築で可愛くて綺麗。
これだけそろってたったの2000円!
あれ?日本より安い!
7A Jln Pinang, シンガポール 199139
3)両替所を利用するのは損?クレジットカード(デビッドカード)でATM手数料無料!
シンガポールドルに両替をするには、両替所で日本円をSNDに変えてもらうか、ATMでクレジットカード(デビッドカード)で下ろすかの2択。
おすすめなのが、DBSのATMでお金を下ろすやり方です。
手数料が0円なのでお得です。
しかも、年末年始やゴールデンウィークなど、クレジットカード会社(VISAなど)が全ての手数料をキャッシュバックするキャンペーンを行います。
4)日本より安い!モバイル通信費!
シンガポールのチャンギ空港に着いたら、両替と共にやっておかなければならないのが、SIMカードの入手。
観光ならばM1という観光者向けのSIMカードがお得です。
例えば私が使ったM1のSIMカードは7日間使えて、容量は100GB!(こんなに使えません)で900円と格安。
空港で他のSIMカードを買うと1,500円以上します。
ネットで買えるので現地の通貨(シンガポールドル)は不要です。
SIMカードはVoyagin(ボヤージン)で格安900円!
[SIMカードの受け取り方]
– ターミナル2:2階出発ホール(9:00〜21:00)
– ターミナル3:1階到着ホール(9:00〜2:00)
– ターミナル4:1階到着ホール(9:00〜21:00)
3ヶ所に受け取り場所が設けてあります。私はターミナル2の出発ホールの[Cherrs]というコンビニへ取りに行きました。
レジのスタッフにSIMカードというと待つように言われます。しばらくすると、男性が来てパスポートの提示をお願いされます。渡すと、コピーなどの手続きをしてくれて、あっさりSIMカードゲット。簡単です。
あとは、SIMカードをスマートフォン(iPhoneなど)な挿して無事開通。
※SIMフリー端末必須
5)交通費は日本の半額!移動時間もかからない
交通費は日本の半額です。
離島「セントローサ島」までMRT(地下鉄)でたった160円で行けます。
タクシーの料金も日本の半額です。
シンガポールは非情にコンパクトな国です。
東京23区より少し大きい程度の広さ(埋立地が増えて国土が増えつつある)。
中心地からマリーナベイサンズ(マリーナベイシンガポール内)やガーデン・バイ・ザ・ベイなどは目と鼻の先です。
他の東南アジア諸国とは違い、信号や道路が綺麗に整備されてるので安心して歩けます。
プラナカン建築や奇抜なビル群が多いので歩いていても退屈しません。
モールが充実しており休憩場所に困る事はありません。
私はHelix Bridge(マリーナベイシンガポールへ渡る大橋)で地元の卒業生達と一緒に行動。
歩いて行かなければ見ることのない景色です。お写んぽの醍醐味ですね。
10 Bayfront Ave, シンガポール 018956
「どう?これでもシンガポールは金をかけないと楽しめないって言える?」
「でも、お土産は高いよね」
「治安は良さそうだけど、国土が狭くて飽きそう」
「駄目だこりゃ・・・」
シンガポールは狭いけど見どころがいっぱいの綺麗で過ごしやすい都市国家です。
治安もよく、東南アジアに多いデング熱の原因となる蚊もいないので安全。
穴場ビーチもあって、一年中温暖でとても過ごしやすいです。
気候の安定をつまらないと言われてしまっては仕方ないですが、気候の影響による体調への影響が少ない分、健康に暮らせます。
物価は、日本と同じくらいです。
出費は抑えつつ楽しみたいですよね。
それでは、Have a nice trip!
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