キューバはとても治安がよいと聞いたので気が緩んでたのかもしれません。
ハバナの雑居ビルの個室に連れ込まれて怖い思いをした話です。
これからキューバに行かれる方には同じ目にあって欲しくないです。
本当に気を付けてください。
店で両替所の場所を聞いただけだった
雑居ビルの個室に連れ込まれる
スペイン語以外で話しかけてくる人には気を付けろ
【現場はこのあたり】
赤く囲んだあたりのお店の人に聞いたら、雑居ビルに連れ込まれました。
店で両替所の場所を聞いただけだった
ハバナの旧市街(オールド・ハバナ)にやってきた。
旧市街を歩いてると
??「Are you looking for something?」(何かお探しで?)
と英語で話しかけてくる人がいる。
^p^。o 〇(ははぁ、こいつらがハマキ詐欺だな。騙されるもんか・・・)
^p^「Im OK!」(大丈夫 翻訳:あっち行け)
WEBで「英語で話しかけてくるやつには気を付けろ」と勉強してたので、華麗にスルー。
「詐欺に合わないよう場所を尋ねる場合は、自分から声をかけよう」
と言うわけで、キューバの両替所CADECA(Casa de Cambio)が分からないので、お店の人に場所を聞く事にした。
キューバではWiFiを使える場所が限られていて、グーグルマップ等のスマホナビ機能は使えない。
道が分からなければ人に聞くしかないのだ。
しかし、キューバでは英語がほとんど通じない。
スペイン語が分からなければ、指差し会話やアプリのオフライン翻訳に頼るしかないのだ。
だが、スマホのオフライン翻訳はオンライン翻訳と違って無茶苦茶な訳になるみたいで・・・
例えば英語だと
「This is a pen」
↓
「これ です ペン」
こんな訳になる。
オールドハバナお店の前にいた店員さんらしきオバサンにスマホアプリを使ってスペイン語で聞いてみた。
^p^)ノ◇「CADECA・両替所の場所を教えてください」
きっと、無茶苦茶な訳になっていたのだろうか?
店のオバサンは困った顔をして、英語がしゃべれるオジサンを呼びよせた。
やたら鼻がデカくて浅黒い肌の白人と黒人の混血と思われるオジサンだった。
^p^「CADECAの場所を教えてください」(英語)
(@▲@)「よし、俺についてこい」(英語)
オジサンはそういうと、急に早歩きになり、手招きをする。
英語が喋れるので何か聞いてみようと思ったが、そんな気分にさせてくれないほどの早歩きだった。
サッサッサッと魔法でも使ってるみたいにワープするように歩く。
ついて行くだけで精いっぱいだった。
魔法使いのオジサンは、お店から200mほど離れた雑居ビルの前で急に立ち止まった。
ビルの入口には番人と思われるオジイサンが暇そうに椅子に座っていた。
魔法使いのオジサンは番人のオジイサンに軽く挨拶をすると、そのまま奥に進んで行く。
^p^(あれ、両替所なのに雑居ビルの中??)
と怪しいと思ったので、聞いてみた。
^p^;「CADECAに行くのですよね?」(英語)
(@▲@)「イエース!」
それにしても、こんな古くてカビ臭いビルの中に両替所なんてあるのだろうか?
英語に自信が無いので、今度はスマホアプリでスペイン語に訳して再び聞いてみる。
^p^)ノ◇「CADECAに向かっているのですか?」
どんな訳になっているのか分からないが、鼻のデカい魔法使いのオジサンは首を大きく縦にうなずくと、茶色が乾いたような壁の建物の奥へと進んで行った。