「ホーチミン市」は、高層ビル群やスラム街などが存在する混沌とした街です。
ハノイと迷ったらどっちがいいのか?などを考えつつ「ホーチミン市」の観光についてレポします。
ベトナムのホーチミンとは?HCMCの意味は?
ホーチミン市は人口860万(2019年)を超えるベトナム南部の中心都市で、ベトナム最大の人口を抱える大都会です。
HCMCとはホーチミン市「Ho Chi Minh City」の英語の略です。
ベトナム全体の出生率(女性1人あたり)は1.9程度ですが、ホーチミン市に限ると1.4程度と同国の平均を著しく下回ります。大都市の出生率が低いのは日本だけでは無いようです。
ホーチミン市はベトナムのGDPの約半分を占め、ベトナムの経済を牽引していると言えます。
ホーチミンとハノイ、どっちが都会?観光するならどっち?
首都のハノイの人口は780万人程度で、人口規模でベトナム第二位の都市です。
大都市ではあるものの、しっとりとした雰囲気で旧市街の古い町並みや歴史的建造物を見たいなどの目的があればオススメの街です。ハロン湾やチャンアン(ニンビン)やムーカンチャイ周辺の棚田などの観光の拠点にもなります。
はじけたり夜遊びするならホーチミン市の方が向いていると言われています。
ハノイは、警察などの取り締まりが強く、夜遊びには向いてない場所と言われています。
ギラギラした街並みや異国情緒を味わいたい人はホーチミン市をオススメします。
日本で例えるとハノイは京都、ホーチミン市は東京に近いかもしれません。
「『どっちが都会?』かと言えば、ホーチミン市。『どっちが観光に向いてる?』かと言えばハノイ。」
個人的なオススメは第三の都市ダナンです。ダナンは美しいビーチがあり、ホイアン、フエなどの観光地からも近く、インスタ映えスポットがたくさんあります。
しかし、日本人にはあまり知られてない穴場の街です。
知らずに嫌われてしまってる日本人のホーチミン市での言動、気候や観光など(次ページ)