リペ島(英語Koh Lipe)というタイ最後の秘境をご存知でしょうか?秘境とはいえ現在では観光地化されていますので、誰でも滞在することは可能です。観光するというより贅沢な休暇を過ごす、信号も車もない田舎を楽しむといった感じです。のんびり過ごしたい方にはおすすめです。
- リペ島の天気(気候)は乾季と雨季に分かれる
- リペ島への行き方はフェリー(高速船)のみ
- リペ島へ入国(入島料200バーツ)後、両替所(ATM)やSIMカードはある?
- リペ島のホテルは高級ホテルだらけ!?安心してください、安宿もあります
- リペ島でダイビングやシュノーケリング、ヨガを楽しむ
- リペ島で観光する場所はありません、のんびり過ごすのがおすすめ
- リペ島内での移動手段は?タクシー(バイク/ボート)と徒歩
- リペ島での食事は?レストランは高いですが朝食なら露天(屋台)で買うのがおすすめ
- リペ島の治安は?路上やビーチでの喫煙が多い。警察もいます
- リペ島に長期滞在できる日数は?何泊?洗濯はどうしよう
- [リペ島ブログ]タイ最後の秘境!?観光するところはありませんのまとめ
リペ島の天気(気候)は乾季と雨季に分かれる
気温は1年を通して常夏です。
服装はTシャツにハーフパンツにサンダル、あるいは水着を着て歩いていても違和感がないです。
※日の出を見る早朝は風が強く(サンライズビーチ)肌寒いですので、上着の着用をおすすめします。
①乾季 11月から5月
ベストシーズンで快晴。昼間は35℃を超えることはありません。日陰は涼しく過ごせます。
最低気温 25℃
最高気温 34℃
②雨季 6月から10月
日本の梅雨のように毎日しとしとと降るのではなく、スコールのように一定時間にまとめて降ります。快晴は少ないですが晴れる日もあります。
最低気温 25℃
最高気温 32℃
リペ島への行き方はフェリー(高速船)のみ
リペ島は空港がないため、フェリーで行くほかには選択肢はありません。
日本から行く場合は次の2択です。フェリー予約が安心でおすすめです。
①成田空港→クアラルンプール(マレーシア)→ランカウイからリペ島へ
マレーシアの離島ランカウイからフェリーで2時間程度
②成田空港→バンコク(タイ)→ハートヤイ空港(ハジャイ空港)→パクバラ港からリペ島
タイ本島のパクバラ港からスピードボートで1時間30分程度
※揺れが激しいため船酔いする方は酔い止めが必要です。
リペ島へ入国(入島料200バーツ)後、両替所(ATM)やSIMカードはある?
ランカウイ経由でリペ島に入国した場合に必要なのがお金(バーツ)とSIMカードですね。
■両替所はメインストリートであるウォーキングストリートに数多あります。リペ島は小さな島のためレートは悪いです。
ATMも同様にウォーキングストリートに数多く設置(セブンイレブン前)されておりますが、ATM手数料が220バーツ(800円)と高いです。
■SIMカードはリペ島で唯一のケータイショップ(店名TRUE)がウォーキングストリートにあります。
クレジットカードでの支払いも可能ですので、現金がなくても購入できます。複雑な回線の開通もスタッフが全てやってくれますので安心です。
電波はあまり良くないです。
リペ島のホテルは高級ホテルだらけ!?安心してください、安宿もあります
リペ島はタイ最後の秘境と呼ばれていましたが現在では、リゾート地化が完了しておりビーチ沿いに数多くの高級ホテルが立ち並んでいます。とはいえ、ハワイとは違い高層ホテルではなく平屋で南国感があります。
ひとり旅(一人旅)や若いカップルなどホテルに費用がかけられない方も安心できるように、安宿(ゲストハウス/ホステル)もあります。1泊1,000円から宿泊が可能です。
■おすすめの安宿(ドミトリー)
①A Plus Hotel
可愛い猫がお出迎え。チェックイン時にパスポートか500バーツのデポジットを預けるか選択。
シャワーは水のみ、シャンプーとボディソープは常備。
トイレはトイレットペーパーあります。
コーヒーと紅茶、ビスケットはシェアルームに常備。
ベッドにはライトとコンセント、カーテン、大きなロッカーが鍵付きである。部屋の鍵もかけられるので安心。
玄関にシャワーがあるので、水着のまま出かけて海水浴を楽しむことが可能。
②The Street Hostel
ウォーキングストリート沿いにあり、パタヤビーチまで100mと好アクセス。
部屋も共有スペースも清潔で綺麗。
近くにレストラン、薬局、コンビニ(セブンイレブン)がありコストパフォーマンスに優れています。
水着のままパタヤビーチに行けます。
リペ島でダイビングやシュノーケリング、ヨガを楽しむ
離島と綺麗な海で連想されるのはダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティですよね。
■ダイビングショップはウォーキングストリートで予約。
パタヤビーチからボートが出ており、沖合で船に乗り換えます。2ダイブ3,000バーツ(10,850円)〜。
船内には食事やシャワー、トイレがついています。
■シュノーケリングをやるならサンセットビーチがおすすめ。
サンセットビーチはパタヤビーチやサンライズビーチと比較して、海が穏やかです。家族連れも多く小さな子供でもシュノーケリングが容易に楽しめます。
シーカヤックも穏やかな海であるサンセットビーチだから可能ですが、日差しが強いので日焼け止めが必須です。
1日レンタル500バーツ(1,800円)〜。
■ヨガをやるなら日の出を浴びながら
日の出と共にヨガを行い体を自然に起こそう。サンライズビーチで午前中にやることはヨガだけ。
リペ島で観光する場所はありません、のんびり過ごすのがおすすめ
リペ島は観光するというよりビーチでのんびり過ごす場所です。リペ島のビーチは大きく3つ存在します。全てのビーチの透明度が最高です。
①パタヤビーチ(Pattaya Beach)
リペ島のメインビーチと同時に港の役目も果たしています。
海水浴や砂浜で日焼けしながらのんびり過ごす人々、ダイビングをしにボートへ乗り込むダイバー達、入島や出島する観光客、レストランやカフェで飲食を楽しむ客らで1番混むビーチです。
メインストリートのウォーキングストリートに隣接しており、1番行きやすいビーチです。夕方が1番混む時間帯で、夕日(サンセット)を見に行きます。
②サンライズビーチ(Sunrise Beach)
名の通り日の出(サンライズ)をみるならサンライズビーチ。
1月の日の出は6:30頃。気温は27℃くらいだが風が強いため肌寒く感じ、上着が必要。昼間は比較的空いています。海沿いのカフェもスイカジュース80バーツ(290円)で、1人用のソファを貸してくれて海風を感じながら昼寝できます。
ボートタクシー(Boat Taxi)が片道100バーツ(350円)で利用でき、近くのKo Adang島などへ手軽に行くことが可能です。
潮の満ち引きを大きく感じるビーチで、早朝と昼間、夕方と砂浜の面積の変化を楽しむことができます。
③サンセットビーチ(Sunset Beach)
名の通り夕日を楽しめます。1月の日の入りは18:30頃
バンガローが立体的に建てられており、カフェレストランが海沿いに建てられている。宿泊者が多く楽しむこじんまりとしたビーチ。日中はシーカヤックやシューノーケリング、海水浴を楽しみます。波がなく穏やかな海ですので、小さな子供も安心です。ビーチに椅子を置いて読書をしたりと泳がない人はサンセットビーチで過ごすのがおすすめ。
ウォーキングストリートから1番遠い場所にあるビーチです。とはいえ、徒歩15分ほどで行けます。
リペ島内での移動手段は?タクシー(バイク/ボート)と徒歩
リペ島はメイン通りのウォーキングストリートでさえもバイクタクシー(サイドに荷台)同士がすれ違うのがやっとの狭さ。車は通れません。
信号は無く、ヘルメットもノーヘルです。中学生くらいの子供が3ケツで乗り回しています。車道も歩道もないです。例えるなら原宿の竹下通りをバイクが駆け抜けていくイメージ。自転車は1台も見ていません。私は徒歩で島内を見て回るのに十分でした。
離島あるあるのボートタクシーもありました。Taxi Boat
リペ島での食事は?レストランは高いですが朝食なら露天(屋台)で買うのがおすすめ
リペ島は小さな島なので輸送コストがかかります。バンコクに比べて物価が高いです。費用を抑えたければ、朝ごはん(ブランチ)に露天で売られているチキンやご飯、麺料理を購入して宿で食べるとコスパ的にもおすすめです。夜はリペ島唯一のスーパーマーケット(品揃えが豊富)でカップ麺やご飯、フルーツを買って食べればオッケー。
費用を気にしなければ、イタリアンにシーフード、ステーキ、ハンバーガー、ビュッフェ、パンケーキなど色々と美味しいランチや夕食をレストランやカフェで楽しめます。
リペ島の治安は?路上やビーチでの喫煙が多い。警察もいます
リペ島を訪れる観光客は欧米人が9割で1割がアジア人です。ゆったりした島なので、治安は良いですが注意しなければならないとこがあります。
①路上喫煙者が多い
歩きタバコやビーチでの喫煙が多く見られます。子連れの方はタバコが触れないように気をつけましょう。
②バイクに注意、爆走します。
島内はバイクが多く走っています。ウォーキングストリートも昼間は激しく通ります。曲がり角など特に注意です。夜になるとウォーキングストリートのみ歩行者専用になるので安心です。
③野良犬が多い
ウォーキングストリートは店の犬など飼い犬が多いので問題ないのですが
、一本道を入ると危険です。野良犬はじっと見つめると軽快して吠えたり威圧したりしますので、見ないことをおすすめします。
※トラベラーポリスがリペ島内にありますので安心
リペ島に長期滞在できる日数は?何泊?洗濯はどうしよう
リペ島はタイの離島です。観光ビザであれば30日間はノービザで滞在できます。3.4日から1週間滞在すれば、満足でしょう。
長期滞在すると必要になってくるのが洗濯です。島内にはコインランドリーはありませんが、ランドリーサービスが至る所にあり1kg60バーツで翌日午後には仕上がります。宿と併用して営業しているランドリーサービスが多くみられました。
[リペ島ブログ]タイ最後の秘境!?観光するところはありませんのまとめ
リペ島は観光スポットはありませんが、透明度が最高の海で泳いだり、ビーチで横になってくつろいだりとぜいたくな休暇を過ごすのがおすすめです。欧米人とアジア人の過ごし方が真逆で、欧米人は終始水着で過ごし日光浴かレストランで酒を飲む。アジア人は写真を撮ったり、ワイワイと楽しんでいる様子でした。
それでは、コップンカー!
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