カッパドキアの大絶景の観光ルート
【5月23日】
5:00頃 イスタンブールからカッパドキアへ
イスタンブールのISGエアポートホテル(ISG Airport Hotel)からサビハギョクチェン空港へ
トルコの空港では、なぜか荷物のチェックが二度ある。
荷物チェックは空港に入った時と、飛行機に乗る直前だ。
二度の荷物チェックは混雑するので、出発時間の3時間前には空港についておきたい。
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8:40頃 ネブシェヒル空港に到着
ネブシェヒル空港でトルコ人の運転手さんとガイドさんと合流した。
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9:20頃 ネブシェヒルの街
ここでガイドさんにパンをおごってもらった。
「お金は払わなくていいんですか?」
「あとでいいよ」(結局、払ってない。)
トルコ人は金にうるさい人が多いと聞いてたのに、とても気前の良い人だった。
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10:20頃 ナル火山湖に到着
文字通り出来た湖。絶景だが、観光客がほとんどいない穴場スポット
https://oshanpo.com/turkey-narlake/
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11:00頃 ギュゼルユルト村に到着。
ギュゼルユルトは渓谷の所々に岩窟教会があったり地下都市まで見所満載だ。
まさにカッパドキアの縮図
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13:10頃 フウララ渓谷到着
日本が誇る猊鼻渓がおもちゃに見えるくらい深い谷のフウララ渓谷。
谷底を一時間半ほどかけて歩くプラン(トレッキング)もあるが、時間の関係でやめといた。
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13:20頃 フウララ渓谷の近くで食事
トルコの料理の多くは乳製品がふんだんに使われていて、まろやかでありコクがあって美味しかった。
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14:10頃 セリメ大聖堂の近くの見晴らし台
斜面に無数にある穴ぼこが教会だったり住居だったりするセリメ大聖堂
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14:30頃 セリメ大聖堂到着
セリメ教会の中からの景色は、リア充が爆発しそうで怖かったが、大絶景だった。
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17:00頃 トゥズ湖到着
セリメ大聖堂から1時間40分。
トルコ版ウユニ塩湖と言われ鏡張りが見られる事があるトゥズ湖。
トルコの首都アンカラ市から近く、もはやカッパドキアではない。
鏡張りを期待して行ったら予想外のピンクの湖だった。
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19:00頃 隊商宿「スルタンハヌ・ケルヴァンサライ」
車の中で寝ていると、いつの間にかスルタンハヌ・ケルヴァンサライと言う隊商宿に到着。
隊商宿だが、中にはイスラムの礼拝所があり、外壁は頑丈でお城のようだ。
入場は5トルコリラ(100円程度)と安い。
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20:30頃 ギョレメ到着
「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」の中心的な街のギョレメ。
夕飯を買ってホテルで食った。
卵のパンがうまかった
トルコは日本の物価より安く、高級な洞窟ホテルだったが格安だった。
洞窟と聞いて洞穴の中を想像していたが、普通の洋風のホテルっぽい感じ。洞窟感は無かった。
こちらはホテルの飼い猫
【5月24日】
3:30起床
この日はカッパドキアの気球ツアーに行くため早起きした。死ぬほど眠い・・。
4:20頃 気球ツアーの送迎車到着
外に出てると、カッパドキア気球ツアーの送迎車らしき車が何台も通り過ぎるが
我々の送迎車は20分遅れの4:20に到着。
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5:20頃 いよいよ気球に搭乗
とにかく絶景!
無理をして来てよかった。
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7:30頃 洞窟ホテルに戻り朝飯
ギョレメの洞窟ホテルに戻り、朝食。
野菜とヨーグルトが中心の、とてもヘルシーなバイキング料理。
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8:50頃 ギョレメの街を散策。
ギョレメの街は至る所に重力に反したような岩がボコボコあって、火星にやってきたような感じ。
そのまま歩いてギョレメ野外博物館へと向った。
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9:50頃 ギョレメ野外博物館に到着。
ギョレメの洞窟ホテルから徒歩で到着。
ギョレメの市街地からは徒歩30分ほど。
ギョレメからバスが出ているが、野外博物館までの景色も絶景続きなので、徒歩がオススメ。
敷地内には、岩の壁がくり抜かれた洞窟住居がびっしりと敷き詰めあっている。
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13:30頃 昼食
昨日と同じガイドさんと合流し食事
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13:40頃 ギョレメを一望できるパラノマ
富士山と同じような三角形の山。
エルジェス山だろうか?
近くにウチヒサルも見える
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14:00頃 ウチヒサルに到着
車でウチヒサルへ。
ギョレメから徒歩で1時間ほどの位置にある。
古くは要塞として利用され、岩山には「鳩の家」と呼ばれる無数の穴がある。
この穴では現在も生活してる人がおり、しかも、観光用ではなく農業を営んでたり、喫茶店を営業している。
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15:10頃 カイマクル地下都市に到着
カッパドキアのメジャーな地下都市は2つ「カイマクル」と「デリンクユ」
カイマクルのほうが若干口コミの評価が高かった。
地下都市は壮大で驚きはあったが、雄大な景色が見られるわけでは無く写真映えはしない。
入り口付近は売店が並んでいたが、「カイマクル」事はせず、何も買わずに出てきた。
ちなみに、英語ではKaymakli(Underground City)「カイマクリ?」
カイマクル地下都市の周りには、長閑な風景が広がっており、写真スポットはむしろこっちかも。
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16:50頃 オルタヒサル到着
オルタヒサルは観光地化が進んでおらず、洞窟ホテル宿泊施設やレストランはそれほど多くない。
オルタヒサルの頂上へは崩落の為閉鎖中だった。
オルタとは中央という意味で、かつては奇岩地帯の中心地だった。
前に広がる谷の壁には今でも洞窟住居があり、人が住んでいる。
ウチヒサル城に比べ丘は小ぶりだが、地球の歩き方の裏表紙に採用されている。
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17:50 三姉妹岩 ビュースポット
「万有引力の法則」など知らぬと言わんばかりの三姉妹岩。
なぜ「三兄弟岩」ではなく「三姉妹岩」に名付けたのか?
やはり、男性にしてしまうと、あの形を連想してしまうからではなかろうか?
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18:20頃 ローズバレーに到着
あいにく小雨がパラパラ降ってきたが、風光明媚な夕景が見られた。
確かに薔薇の谷と言われるだけある。
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19:30頃 ホテルに戻り夜の街をお写んぽ
洞窟ホテルに到着し、そのまま外に出てお写んぽ。
カッパドキア最後の夜だ。
ちょっと奮発して、高級レストラン「パンプキン」で食事。
高級と言っても物価が安いトルコなので、数千円レベルの出費。
【5月25日】
9:00頃
朝食を済ませてチェックアウト。
朝は空に気球が沢山浮いていて、これも見たことがないような絶景。
9:20頃 「ローズレンタル」で四輪バギーを借りる
免許や経験がなくても四輪バギーを借りられる。
こちらはバギーで訪れたパシャバーの谷。
運転に自信がない場合は運転手さんを雇えばOK。
我々も運転手さんに乗せて周囲を走る事にした。
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12:20頃 ビュースポット
昨日までとは別の運転手さんにビュースポットに連れてってもらった。
奥に見えるのはエルジェス山と思われる。
日本語は通じないけどジェスチャーで何とかなるものだ。
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12:50頃 ムスタファパシャ到着
かつて、ギリシャに住むイスラム教徒がトルコに住むキリスト教徒と住民を交換した歴史がある。
トルコ領内に住むキリスト教徒90万人はギリシャ人へ、ギリシャ領内に住むイスラム教徒はトルコ領内に強制移住させられた。
かつて、このムスタファパシャに住んでいたキリスト教徒はギリシャへ強制移住させられたのだ。
ムスタファパシャの「ラーラ・ムスタファ・パシャ・モスク」はキリスト教の教会として建てられたが、現在ではイスラム教のモスクだ。
その時にキリスト教会はイスラムモスクに変えられた。
今では平和な街並みだ。
こちらはイスラム教徒向けのトルコの婦人服専門店。
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13:40頃 ソベソス遺跡到着
カッパドキア地方から貴族の墓と思われる古い墓やギリシャ正教の教会が発掘され、ローマ時代のモザイク画が完全な形で発見された歴史的にはかなり価値のある遺跡らしい。
ソベソス遺跡は、ローマの公衆浴場(テルマエ)がそのままの形で残っている。
ソーアンルの谷の岩窟修道院へのツアーと一緒に組まれる事が多いソベソス遺跡。
ソベソス遺跡の周辺やソーアンル渓谷の周辺は、このような絶景が広がっている。
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14:50頃 ソーアンル(ソガニ渓谷)到着
ソベソス遺跡から車で30分。ソーアンル渓谷に到着した。
ソーアンル渓谷の入り口はお土産屋やレストランが数件あり、ここで食事をした。
15:50~ ソーアンル渓谷をお写んぽ
アメリカのグランドキャニオンには人が住んでいないのに対して、カッパドキアやソーアンルは地形を利用して作られた洞窟教会や洞窟住居などが数多くある。
洞窟教会の中にはキリストの壁画。
ここでもイスラム政府の監視の目から逃れて多くのキリスト教徒が暮らしていた。
17:00頃 ソーアンル渓谷出発空港へ
カイセリの街が近づくとエルジェス山が見えてくる
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18:30頃 カイセリ空港到着。
飛行機は遅延。1時間の遅延も日常なので慌てなくなった。
このミニ飛行機でカイセリからイスタンブールへと飛び立った。