怖い?高所恐怖症がカッパドキアの気球から見た不思議な絶景!

「怖い思いをするのに、なぜ高い金を払わなきゃならないの?」
バンジージャンプはもちろん飛行機も避けてきた人生だった。
そんな高所恐怖症の私がカッパドキアの気球に乗り生還した話。
高所恐怖症が気球に乗った

気球事故の恐れは?どれくらい危険なのか?

気球は上空800m~1000mくらいまで上昇する。
スカイツリーの634mより遥か高い。
落ちたら即死だ。
実際に、事故は毎年数回発生しており、死亡するケースもある。
スカイツリーより高い上空

2017年3月14日トルコ・カッパドキアで気球墜落 47人負傷
https://www.news24.jp/articles/2017/03/14/10356460.html
2017年4月9日トルコ・カッパドキアで熱気球が墜落、8人死傷
トルコ・カッパドキアで熱気球が墜落、8人死傷
【4月10日 AFP】トルコ中部アナトリア(Anatolian)地方にある観光名所カッパドキア(Cappadocia)で9日、観光客らを乗せた熱気球が電線に接触して墜落する事故があり、当局によるとフランス人1人が死亡、7人が負傷した。
※日本人の死亡事故のニュースは見つからなかった。

ただし、気球の事故の確率は、飛行機の事故の10分の1程度。
カッパドキアの気球は、トルコ航空局がその日の天候を見てフライトがOKかどうか決めるので、安全性は高いと言えそうだ。
スカイツリー

どれくらい怖いのか?高所恐怖症が乗った感想

気球に乗るまではあれほど怖がっていたのに、上空にいる間は不思議と恐怖を感じなかった。
上空で、唯一、怖いと思ったのは他の気球との衝突だった。

しかし、もっと怖かったのは、着陸時。
これは本当に怖くて、高所恐怖症は関係なく物理的な怖さを感じた。

実際にここ数年で発生した事故は全て着陸時なのだ。

カッパドキア気球事故の発生確率の参考記事
Hot-Air Balloon Tour Accidents in the Cappadocia Region

調査期間:2013年8月~2017年7月(フライト時間81,112)
乗客数:1,415,943人
事故:12件(すべて着陸時の失敗によるもの)
重症:33人
死亡:3人

恐怖のカッパドキア気球ツアーの一日

4:00
早朝と言うより夜。
5月後半と言えどもトルコ内陸部の朝晩は冷える。
洞窟ホテルの前で送迎バスを待つ。
バスは20分遅れて4:20に到着。
20分の遅刻は、トルコでは当たり前。
気球の送迎バス

4:40
待機所で軽い朝食を食べる。
英語のツアーに申し込んだのに、なぜか日本人スタッフが日本語で説明してくれた。

日本人スタッフは「気球の乗り方」「事故があった時の対処法」「保険について」などを説明。
ここで、同じ気球に一緒に乗る仲間と合流。我々はアジア組で日本人の他、韓国人、インド人などと同じグループだった。

気球ツアーの朝食

6:00
気球乗り場に到着。気球が膨らむのを待つ。
気球が膨らむのを待つ

日の出とともに仲間の気球があちこちで飛び立つ。
飛び立つ様子を見るだけでも怖い。
飛び立つカッパドキアの気球

6:30
ついにフライト!みるみる上昇して行くのが分かった。
「足がフワフワして怖いなぁ」と思いながら乗っていると、見た事のない絶景が広がっていた。
飛び立つ気球

気球バスケット(気球のかご)の深さは140㎝くらい。
欧米人サイズなので、背の低い日本人は下界を見にくいかもしれない。
逆にそれが安心感に繋がった。
気球からの景色

絶景が度を越えると神経を麻痺させるのかもしれない。
周りが歓声を上げる中、ゆっくりと移り変わる景色を茫然と眺めていた。
ギョレメ 気球

冷たいハズの空気も妙に心地よい。
「自分は死んでるんじゃないか?」と思えるほどの不思議な安らぎ。
怖い感覚などは無く、まるで自分が風船になって流れるままに浮かんでるような感覚。
バルーンからの景色

と思ってた矢先に、気球同士が衝突!
「ひゃーっ怖い!大丈夫なの?」
しかし、これはパイロットが客を喜ばせる為の演出で安全な行為らしい。
気球が衝突

周りの気球を見ても意図的に衝突させているのが分かる。
気球が衝突する

その後は余裕だった。
同乗しているインド人に写真を撮ってあげる余裕もあった。
カッパドキアの気球

こちらは観光名所のウチヒサル。
陸から見ても空から見ても絶景だ。

下界にはギョレメの街も見える
カッパドキアのバルーンから見た景色

ちなみに、ギョレメの街から見る気球はこんな感じ
ギョレメから見た気球

高度が徐々に下がって来た。
小さく見えた地上の風景がだんだん大きくなってきた。
気球ツアーも終わりが近づいてきたことに気が付く。
たった1時間足らずなのに、ずいぶん長い事飛んでいた気がする。

カッパドキアの気球の着陸

そんなことを考えていると、下界の景色が目まぐるしく変化し物凄いスピードで飛んでいる事にようやく気が付いた。
「なんだこれ、やべーーー!」

ロープを握る手に力がこもる。
地面すれすれのところを飛んでいると、
スタッフの人が「stoop down!(しゃがめ)」(たぶんそう言ってた)の掛け声。

周りが一斉にしゃがんでしばらくすると・・・

「ズドーン!」
着陸の衝撃が全身を走る。

「うわーーー」周りからは悲鳴とも歓声ともつかぬような声が上がった。

着陸成功した気球

気球が力なく止まった。
周りから、さっきまでと違う穏やかな歓声が上がる。

時刻を見ると7:30

「命、助かったんだ・・・」

大げさじゃなくそう思った。
あとでスタッフの人に話を聞いてみると着陸時はそんな感じらしい。

8:00
約一時間のフライトを終えた後は、全員集合でパーティ。
「ウェーイ」と欧米流のテンションで乾杯。
シャイな日本人コンビはこのテンションについて行けず、カメラで照れ隠しをするのだった。
シャンパンパーティ

興奮してワインの味を覚えて無い・・・
気球から降りたらワイン

9:00
送迎車が出発点の洞窟ホテルまで車で送ってくれて気球ツアー終了。

高所による恐怖と言うより、物理的な怖さを感じたと気球ツアー。
私一人だったら躊躇していただろう。
こんな絶景はなかなか見る事が出来ないと思うので、是非とも経験して欲しい。

我々は日本で予約したが、現地でも予約は可能だ。
注意したいのは、日本語スタッフがいる代理店は、日本で予約した方が圧倒的に安くなる事だ。
年齢制限は5歳から90歳までと幅広い。
天候によって中止の場合は、普通は返金される。
説明によると催行率は95%
カッパドキア気球ツアー
★★★★★インスタ映え度
☆☆☆☆☆穴場度
★☆☆☆☆コスト
カッパドキア観光ブログ 全ルートを晒す!
カッパドキアの大絶景の観光ルート 【5月23日】 5:00頃 イスタンブールからカッパドキアへ イスタンブールのISGエアポートホテル(ISG Airport Hotel)からサビハギョクチェン空港へ トルコの空港では、なぜか荷物の...

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