奈良井宿はご覧の通り山奥に位置する宿場町ですが、電車で旅をする人には絶対的におすすめしたい町です。
その理由とは

【電車で旅する人にオススメする理由 その1】山奥なのに駅の目の前が観光スポット!
山間部の集落でありながら、アクセスの良さは驚くレベル。
JR奈良井駅を降りると、すぐ目の前に歴史ある町並みが広がります。

古い町並みで有名な場所は全国に数多くあります。
角館、川越、佐原、高山、倉敷、竹原、杵築などがありますが、駅を降りてすぐ歴史的景観が始まる場所は意外と多くありません。
思いつく限りでは、奈良井宿と隣駅の「木曽平沢」ほどの近さは非常に珍しい存在です。
山奥の観光地といえば
華厳の滝、榛名湖、三峯神社、戸隠、白川郷、熊野古道など、多くの場合は駅からバス移動が必要になります。
しかし奈良井宿は、電車を降りた瞬間に観光が始まる貴重な宿場町なのです。
この写真は駅を降りてすぐ左手側の景色。
いきなり絶景!

こんな感じの古い建物が続きます。

【電車で旅する人にオススメする理由 その2】他の観光スポットと組み合わせやすい!
奈良井宿の見どころは一本道に集約されており、歴史的な町並みが約1kmにわたって続き、往復しても30分〜1時間ほどで散策できます。
電車網も袋小路ではなく、中山道と中央本線に沿って南北へ伸びているため、
北:松本
↑
奈良井
↓
南:木曽福島・妻籠宿
といった人気観光地への途中立ち寄りが可能です。
特に観光拠点として人気の松本駅から電車で30分は大きな魅力。
1回目(1月11日)は
松本観光の途中で立ち寄り。
この日は晴れてました。

2回目(2月6日)は
木曽福島の雪灯り祭りへ向かう途中に下車しました。
この日は雪が降った後ですね。

【電車で旅する人にオススメする理由 その3】何と言っても宿場町の絶景
事前に多くの写真を見て訪れましたが、実際に歩いてみると町並みの奥行きと統一感に圧倒されました。

町全体が景観を大切に守っており、建物一つひとつが雰囲気づくりに貢献しています。

特に冬の奈良井宿は格別。
落ち着いた木造の町並みに雪が積もる様子は、まるでチョコレートに粉砂糖を振りかけたような美しさです。

雪だるまの完成度も高く、地域の方々が訪問者を楽しませようとしている温かさを感じました。

個人的に最もおすすめしたいのは、やはり雪景色の奈良井宿です。

奈良井宿南端に鎮座する鎮神社(しずめじんじゃ)。
「ちんじんじゃ」と読みそうですが、正しくは「しずめじんじゃ」と読みます。

雪に包まれた鎮神社。

鎮神社から見下ろす奈良井宿の町並み(雪なしバージョン)

鎮神社から見下ろす奈良井宿の町並み(雪ありバージョン)

雪の奈良井宿は、何度でも訪れたくなる魅力がありますが、、、
唯一の欠点、、、グルメが乏しい・・・

奈良井雑学
🏘️ 奈良井宿は「奈良井千軒」と呼ばれるほど栄えた宿場町
江戸時代、中山道で最も裕福な宿場のひとつでした。多くの旅籠(はたご)が軒を連ね、賑わいを見せていました。
🚶 実は日本最長クラスの宿場町
約1kmにわたって古い町並みが続き、「歩いても終わらない宿場」と言われるほど。日本最長の宿場町として知られています。
❄️ 標高は約900m
高地に位置するため、真夏でも比較的涼しく「天然の避暑地」のような宿場町です。冬の雪景色も格別です。
📍 江戸と京都のほぼ中間地点
難所である「鳥居峠」を控えた重要拠点だったため、旅人が必ず一泊する場所として栄え、宿の質も非常に高かったと言われています。
🥢 木曽ヒノキ文化の中心地
良質な木材に恵まれ、漆器産業が発展しました。現在も「木曽漆器」の産地として、美しい工芸品が並んでいます。
🔌 電線が目立たない理由
徹底した景観保存のため、電柱の埋設や配線の工夫がされています。江戸時代の空気感を壊さない努力が町全体でなされています。
🎬 NHK時代劇のロケ常連
「江戸の町並みがそのまま残る場所」として、連続テレビ小説(おひさま等)や時代劇の撮影地に何度も選ばれています。
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