やらせ問題で、TBSの番組「クレイジージャーニー」が打ち切りになる事が決定しました。
好きな番組だったのでとても残念です;;
本当に「やらせ問題」で打ち切りになったのでしょうか?
丸山ゴンザレス死亡説は本当なのでしょうか?
丸山ゴンザレスさん初の展覧会である「地球のカオス展」が池袋で開催され、衝撃的な内容を目にしましたので、書きたいと思います。
目次
1.「クレイジージャーニー」の意味とは?
2.死亡説の真相は?丸山ゴンザレス「地球のカオス展」に行ってきた。
2-1.死亡説は本当か?
2-2.丸山ゴンザレス「地球のカオス展」とは?
2-2.丸山ゴンザレスが面白い理由
3.なぜ番組は打ち切りになったのか?やらせは原因ではない?
3-1.やらせ演出の内容
3-2.やらせを回避する方法
「クレイジージャーニー」の意味とは?
TBS系列で2015年4月17日に開始した紀行バラエティ番組です。
放送時間は深夜で0:20~1:35
英語で書くと「CRAZY JOURNEY」です。
CRAZYは「狂ってる」、JOURNEYは「(長期)旅行」「旅程」を意味します。
直訳すると、「狂ってる旅行」ですが、「Crazy」には転じて良い意味を指す事もあり、「すごい旅行」のニュアンスもあります。
日本語の「やばい」のように文脈によって意味が良くも悪くも変わる感じです。
「やばい旅行」もしくは「やばい旅行者」が近いかもしれませんね。
良い意味で使われる文例)
I’m so crazy about you.(私はあなたに夢中よ)
I am crazy about walking. (私はウォーキングに夢中なんだ)
he is crazy fast.(彼はやばく(足が)速い)
自分自身もクレイジージャーニーに影響を受けてガイコツで有名な「トルニャン村」などにも行きました。
死亡説の真相は?丸山ゴンザレス「地球のカオス展」に行ってきた。
死亡説は本当か?
全くのデマです。
しかし、Googleの検索エンジンにて、「丸山ゴンザレス」と入力すると「死亡」がサジェストされます。
東南アジアや中南米・北米などのスラム街など、危険な地域にばかり行くので、既に死亡したんじゃないか?と考えて検索した人が多いと推測できます。
丸山ゴンザレス「地球のカオス展」とは?
丸山ゴンザレスさん初の展覧会です。
展覧会名:地球のカオス展
開催日時:10月4日(金)~22日(火)
開催場所:池袋パルコ本館7階のパルコミュージアム
※池袋駅直結のパルコ(JR池袋駅東口方面の北側)
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受付に人が全然いなくて、入りにくかったのですが、中に入ると、祝日だったせいか意外にも家族連れやカップルなど多くいました。一人で来ている女性も多かったです。
意外とみんな見てるんだなぁ・・・
丸山ゴンザレスが面白い理由
下記はゴンザレス氏の経歴です。
1977年宮城県生まれ
國學院大學文学部を卒業後、同大学の大学院修了。
ガテン系の会社、出版社を経てフリーのライターに。
現在は國學院大學学術資料センター共同研究員 兼 ジャーナリスト・作家
つまり、考古学者?って事でしょうか?
丸山ゴンザレスさんはスラム街などの「危険」と言われている地域に足を運び、考古学と同じように現場で物的証拠を掘り起こすなどの取材をしてきました。
通常、学者や歴史家がアングラ組織やスラム街を論じる時、自ら犯罪が発生している現場に足を運ぶことは多くありません。
しかし、丸山ゴンザレスさんは、実際に現場に赴き、存在を証明する為の物的証拠を映像として集める活動をしてきました。
テレビ番組や「地球のカオス展」では、その物的証拠から社会的な背景を絡めて論じているので、強いリアリティと説得力を生み出します。
私が、彼が優秀なジャーナリスト(考古学者?)と感じたのは、組織や対象を「善、悪」で判断せず、「合法、違法」で判断することです。
善悪や法律は時代の背景などによって変わります。
「良い人だけど犯罪者」「悪い事だけど合法」と感じる矛盾は様々な場面で登場します。
「地球のカオス展」には目を背けたくなるような現実が沢山展示されています。
マンホールタウン、スラム飯、スラム街の人糞。
犯罪に手を染めなければ生きていけない人々。
劣悪環境で生きていかなければならない人々。
その一方で、彼らから富を搾取し贅沢に暮らしている人々もいます。
日本も他人事ではありません。
日本の一般家庭の税金は増えるばかりです。
庶民に税の負担がかかり、マイナスになった家計のお金は、どこにいったのでしょうか?
お金を貯めこんでいるのは経団連などの大企業です。
内部留保は過去最大にも関わらず、さらにさらにさらに法人税は減税されています。
天下りなどで美味しい思いをしている上級国民と呼ばれている人もいます。
この格差が続いていけば、将来はどうなるのでしょうか?
どちらの立場に立つかで善悪は変わりますが、これらは日本では合法であると言う歴然たる事実があります。
「何が善悪かでは無く、事実をしっかり見つめる事から始める」
これがジャーナリズムの原点です。
私は丸山ゴンザレスさんに裏社会などの現実をしっかり伝える事で、現代社会の矛盾や誤謬をくっきりと炙り出して欲しいです。
なぜ番組は打ち切りになったのか?やらせ問題は原因ではない?
TBSの番組打ち切りについて、次のような報道がありました。
TBSは、やらせ演出が発覚した「クレイジージャーニー」を終了すると発表。
同じく、やらせ演出が発覚した「消えた天才」とともに「番組の継続は困難」と判断し、打ち切りを決めた。
一方で、日本テレビの「イッテQ」は、存在しない祭りをでっち上げるなどの、やらせ演出が発覚したのにも関わらず、放送は休止していません。
SNSなどでは
「(クレージージャーニーは)ネタ切れじゃないの?」
「松本人志を切るために、やらせ演出をキッカケにすることで納得してもらうとか?」
「松本人志が飽きたから、やらせをキッカケに番組打ち切りにしたんじゃ?」
など、様々な憶測が流れています。
松本人志さんのツイートでは下記のように言われているので、本人は番組を続けたがったようですね。
「ひとつ お願いがあります。全てのクレイジージャーニーがヤラセだったと誤解しないで下さい。あの番組ではマジの素晴らしいクレイジージャーニー達と
たくさん出会えました。そして設楽や小池とまた一緒に仕事したいです。願いがふたつになってしまいました」
やらせ演出の内容
番組スタッフが現地の取材協力者に依頼し、ロケの前に準備していた生物を使って撮影していたことが放送後の調査でわかりました。準備していたものを、あたかもその場で発見したかのように描いた今回の手法については、事実に依拠した番組で事実を歪めたことになり、あってはならないものと考えています。
このことを加藤英明先生は知らずに、自分の力で見つけた気になっていたようです。
やらせを回避する方法
1.見つからなかった事をありのまま報道する。
2. 番組スタッフがその場に準備した事を、加藤先生には内緒にし、
「仕込んだ生物を加藤先生は見つけることが出来るのか?」
と言う内容に変える・・・
賛否が分かれそうですが、自分だったら2にするかな・・・?
1でもリアリティがあって面白そうだけど・・・。
私は、旅人(クレイジージャーニー)の皆さんに加えて、松本人志さん、設楽統さん、小池栄子さんの語り口はとても好きだったので、この番組が無くなることは本当に残念です。
やらせなどは、インターネットなどで情報がどこからでも入る時代です。
従来のやり方では視聴者はついて来てくれません。
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