群馬・桐生 法徳寺の絶景「床もみじ」とカラフル和傘|東京から1時間40分

東京から電車でおよそ1時間40分。
群馬県桐生市に、密かに「映えの聖地」がある。

その名も「法徳寺」(読み方:ほうとくじ)
境内に入った瞬間、思わず「えっ、ここお寺だよね?」と確認したくなるほど、カラフルな和傘がわんさか飾られていた。

桐生は織物の町 雑学

最寄りはJR桐生駅またはわたらせ渓谷鐵道・相老駅。
そこからバスかタクシーで10分ほど。
駅を降りると・・・
人気野球漫画『ダイヤのA(エース)』の主人公、沢村栄純(さわむら えいじゅん)のモニュメント。
一瞬、桐生市が沢村栄治(さわむらえいじ)の出身地かと思ったわ紛らわしい・・・。
沢村栄治(さわむら えいじ)は三重県伊勢市出身らしい。
沢村栄純は沢村栄治がモデルになったとのこと。
沢村栄純のモニュメント

「西の西陣、東の桐生」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
桐生銘仙(平織りの絹織物の一種)は室町時代から続く絹織物の産地で、その品質は京都・西陣織と並び称されるほど。
街を歩けば今でも古い織物工場(ノコギリ屋根の建物)が残っていて、歩くだけでタイムスリップ気分が味わえる。
関東5大銘仙(桐生銘仙、秩父銘仙、伊勢崎銘仙、足利銘仙、八王子銘仙)
法徳寺前

法徳寺の紅葉は本物だった

降車バス停: 「宝徳寺入口」からは30分ほどで行けます。
入り口からしてオシャレ。
法徳寺山門

山門をくぐると、目の前に広がる真っ赤な紅葉のトンネル。
法徳寺の真っ赤な紅葉のトンネル

工夫が感じられる境内。
人が集まるお寺はこういった小さな努力を惜しまない感ある。
一味違う法徳寺

境内のもう一つのお楽しみが、色とりどりの和傘(番傘)のインスタレーション。
頭上を埋め尽くす傘、傘、傘。
紅葉と色が調和していていい感じ。
和傘と調和

こちらはiPhone15で撮影。頭上に傘
頭上に傘

さてメインディッシュの鏡床のある本堂へ
鏡床へ続く部屋も鮮やか。
本堂の部屋

庭もモダンな感じ。
法徳寺本堂の中庭

法徳寺の一番の見どころは、方丈(本堂の一室)の磨き上げられた床。
縁側のような廊下から見ると、窓の外の紅葉が黒光りする床に鏡のようにくっきり映り込んでいる。
法徳寺の床鏡

天井にもこのような傘があったりで、見ごたえあり。
法徳寺の天井の傘

「床もみじ」とも呼ばれるこの景色、誰もが同じ体勢で床にへばりついて写真撮ってるの笑える。
こっちも見ごたえあったわ。
床にへばりつく人たち

帰り道のちょっとした冒険。法徳寺から運動公園駅まで4.4㎞のウォーキング

境内をたっぷり堪能したあと、帰りのバスに乗らずに駅まで歩いて向かいました。
理由はなくて、こんな素敵な寺があるなら、もしかしたら歩いてたらよい写真スポットが見つかるかも?
と淡い期待を胸においしいところがあるんじゃないかと無計画に歩き出しだけです。
結局大した写真スポットはなくてデジカメはしまったままだった・・・
乗ったのは運動公園駅。
法徳寺から運動公園駅

法徳寺の関連雑学

【雑学】鏡床(床もみじ)の正体
この磨き床は「本漆(ほんうるし)」を何十回も塗り重ねた職人技の産物。
手間がかかる分、年月を経るほどに光沢が増す。まさに「時間が磨く床」。

【雑学】和傘の歴史
和傘が日本に伝わったのは平安時代。当初は雨よけではなく「高貴な人物の日よけ」として使われていた。傘を差してもらえるのは貴族や神官だけ、という超高貴アイテムだったのだ。それが現代では境内のアートになっているとは、傘も出世したものである。

【雑学】紅葉が赤くなる理由
秋に気温が10℃以下になると、葉の中のクロロフィル(緑色素)が分解され、同時にアントシアニンという赤い色素が新たに生成される。この化学変化が「赤い紅葉」を作り出している。つまり紅葉は葉が枯れているのではなく、樹木が一時的に”燃えて”いる状態なのだ。

桐生市・法徳寺まとめ

法徳寺は「紅葉」「床もみじ」「和傘」の三拍子が揃った、東京から日帰りで十分楽しめる穴場スポット。
混雑はそれなりにあるが、境内は広いので焦らず回れる。

東京から1時間40分で、こんなに非日常的な空間に来られる。
これだから日帰り旅は止められない。

撮影日:2025年11月21日
場所:法徳寺(群馬県桐生市)
カメラ:Sony α / iPhone
天候:晴れ
最高気温:19℃
最低気温:2℃
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=42&block_no=47624
この日歩いた距離:21.1㎞
歩数:31,887歩
ヘルスケアアプリ

コメント

タイトルとURLをコピーしました