塩竃神社(鹽竈神社)と志波彦神社の参拝を終え、不思議な御釜がある、御釜神社へ向かいました。
御釜神社の御釜に対面
9:00 塩竃神社・志波彦神社から10分ほど歩くと「御釜神社」があります。
住宅街にこじんまりと立地しており、思ったより小さな神社でした。
小さいけど「塩竃市」の名の由来となった釜が安置される由緒ある神社で、塩竈神社の末社でもあります。

塩竈神社に供える塩を精製する「藻塩焼神事(もしおやきしんじ)」もこの神社で行われます。
「藻塩焼神事」では、ご神体の神釜に新しい海水を入れる儀式が毎年7月の前半くらいに行われます。

この建物が「神竈奉置所(しんかまほうちじょ?)」不思議な御釜が安置されてる場所です。
この中に入ると、不思議な4つの御釜を見ることが出来ます。
中を見るには、社務所に声をかけ100円を支払ってください。
管理人の女性は、好奇心丸出しで見学に来た自分が恥ずかしくなるほど、とても丁寧に説明してくれました。

写真撮影禁止なので、イラストにしてみました。
扉を開けると、すぐ足元に御釜はありました。
正直、特別すごい御釜には見えなかったです。
普段は赤茶けた水の色が、綺麗な透明になった時は災害などの前触れだとの事です。
「東日本大震災」の発生した3月11日の朝8:00に、神社の管理人が参拝客の付き添いで見た時、「4つの御釜のうち2つの御釜がきれいに澄んでいた」との事です。

気になった事を質問してみました。
( ^p^)「今の御釜の水は澄んでませんよね?」
JJ・v・)「はい、澄んでません」
( ^p^)「じゃあ今日は津波来ませんね」
JJ・v・)「この水を見る限りは大丈夫なようです」
( ^p^)「ところで、この水って飲めるんですかねえ?」
JJ・v・)「神聖なものですから、触れてはいけません」
バカな質問にも丁寧に答えてくれる管理人さん。
バカな質問をした自分を殴りたくなりましたorz
10:00 御釜神社から海まで歩いてきました。
御釜神社から塩釜港まで、わずか500mほど・・・
とても街を濁流の渦にした海とは思えない穏やかさでした。

「四口の神釜」の不思議
日本三奇と言えば・・・
「四口の神釜(宮城県 塩竃市 御釜神社)」
「石の宝殿(兵庫県 高砂市 生石神社)」
「天逆鉾(宮崎県 高原町 霧島東神社)」
御釜神社の四口の神釜は「日本三奇」に数えられるだけあって、昔から不思議な存在だったようです。
古くからこの付近では製塩が行われていました。
神社の近辺からは、海水を煮詰めた土器の破片が数多く発見されています。
製塩の方法が土器から鉄釜に変わったのは平安時代です。
そして、この御釜の水は、日照り続きでも空にならず、雨が降っても溢れ出ない不思議な御釜なのです。
戦国時代以降はこの水に異変が起きた時に、仙台城の藩主に報告することが義務付けられていたそうです。
伊達政宗が亡くなる直前にも、この水の色が変わったと言われています。
また、2013年8月4日、神竃奉置所の扉を開いてた時に、偶然にも震度5の地震が発生し、
周囲は大きく揺れているのにも関わらず、御釜の水は全く外にこぼれることはなかったそうです。
この記事の冒頭で述べた通り、東日本大震災の予言をしたり、津波の被害を回避したり、何かと不思議な神社。
塩竃神社を訪れた際は是非とも立ち寄ってみてください。


この記事(御釜神社の不思議な釜)はYouTubeでご覧になれます。
コメント