寄生虫は漫画や映画などの影響で、身近になりました。
寄生虫を「かわいい」と感じている人も「キモイ」と感じている人もいるでしょう。
目黒に寄生虫の博物館があると聞いてやってまいりました。
寄生虫が大好きな人が世界中から集まるスポットです。
寄生虫館のアクセス(行き方)、営業日・時間
JR目黒駅の西口から徒歩15分
目黒通りをひたすら西に歩いて行くと左手に見えます。
歩くのがいやな人は目黒駅からバスに乗り、大鳥神社で降り、徒歩で1分です。
駐車場が無いので、車でのアクセスはオススメしません。
一見、普通の小さな雑居ビルで、危うく見逃してしまいそうですが、このビルこそ「公益財団法人 目黒寄生虫館」なのです。
6階建てのビルで、1階と2階が展示スペースとなっております。
公益財団法人 目黒寄生虫館
住所：TEL：03-3716-2322
入館料：無料
営業時間 ：10:00～17:00
休館日：月曜日・火曜日・年末年始
公益財団法人 目黒寄生虫館を見学
1953年に設立され、実に70年の歴史を誇る由緒ある館です。
寄生虫博物館は世界でたった１つ！
貴重な寄生虫博物館ですが、入場無料なのがすばらしい！
博物館が所有している寄生虫の標本は、なんと60,000点もあります。
展示されているのは、ごく一部です。
世界の生物の種類の半分近くが寄生虫なんだそうです＠ｐ＠；
入るといきなり動物の寄生虫がズラリ！
左から、ネズミ・ネズミ・ネコ の寄生虫。
なるほど、動物ごとに別の寄生虫がいるとなると、寄生虫の多様性が産まれるわけだ・・・
意外とでかくてビビる
一階は動物の寄生虫コーナー。
二階に行くと人間の寄生虫コーナーです。
人間に寄生する寄生虫は200種類いると言われています。
こちらの長い寄生虫は日本海裂頭条虫数(読み方:にほんかいれっとうじょうちゅう)は、僅か数センチの幼虫がいるマス寿司を食べたら3ヶ月後に8.8ｍに成長してお尻から出てきたらしい・・・
成長の早さもすごいけど、こんなのがどうやって腸に収まってたんだろう・・・
山口左仲博士の研究ノートの手書きで描いた絵のクオリティーが高い。
こんな分厚いノートが何冊もあるのだから恐れ入ります。
ちなみに「目黒寄生虫館」が新型コロナによる減収のため500万円の寄付を募ったところ、たったの5日で達成したそうです。
館内は小さいですが、清掃が行き渡ってとても清潔です。
こんな繊細で貴重な物を扱ってる館ですからね＾ｐ＾
場所が変わって、目黒駅の反対側の東口方面にある「国立科学博物館附属自然教育園(読み方:こくりつかがくはくぶつかんふぞく しぜんきょういくえん)」にやってまいりました。
東口から徒歩10分にありますが都心とは思えない緑の豊かさです＾＾
この公園にも寄生虫が沢山いるんだろうなぁ・・・
