招き猫発祥の地ともいわれる「豪徳寺(読み方:ごうとくじ)」。
豪徳寺の境内には驚くほどの招き猫が!
あまりにも大量の猫の数に恐怖を感じました。
豪徳寺商店街を抜け豪徳寺へ
東急世田谷線の最寄り駅は宮の坂(読み方:みやのさか)で、徒歩5分。
こちらは、豪徳寺の招き猫がモチーフとなった世田谷線の「幸福の招き猫電車」です。
今回は小田急線豪徳寺駅から豪徳寺へ向かいます。
改札を出ると、いきなり招き猫がお出迎え😺
期待が高まります。
豪徳寺商店街は庶民的な街並み。
イメージとは逆に世田谷は実は庶民的な情緒のある街が多いのです。
豪徳寺の商店街は、猫要素がてんこ盛り。
街灯の柱のにも猫。
ビックリマンシールが貼られてた。世田谷の治安はよいのでしょうか?
ゲーム「ねこあつめ」みたいにスマホに溜まっていく商店街の猫
豪徳寺の商店街の猫は必ず右手を上げて招く特徴があります。
「なんでここだけ犬がいるの?」とお子様がおっしゃっておりました。
子供は正直だな^^;
豪徳寺駅から徒歩10分ほどで世田谷八幡宮(読み方:せたがやはちまんぐう)に着きました。
この駅は東急世田谷線の駅「宮の坂(読み方:みやのさか)」から徒歩1分ほどの神社です。
世田谷八幡宮から豪徳寺の山門までは5分。
歩きたくない人は豪徳寺駅ではなく、東急世田谷線の宮の坂駅で下車することをお勧めします。
徒歩15分。豪徳寺に入口(山門)に着きました。
豪徳寺参道の松並木も立派です。
豪徳寺は桜の名所でもあるのです。(三月末撮影)
豪徳寺の中心にある仏殿の前には金の手毬を持つ獅子の像が香炉の上に乗っています。
手毬はどことなく猫に通ずるものがありますね😺
境内は都内のお寺とは思えないほど広く、寺の中心には三重塔があったりして独特な雰囲気です。
これが豪徳寺の招猫殿(招猫堂)だ!
境内の奥に行くと招猫殿(読み方:まねぎねこでん?)です。
※豪徳寺の招き猫は「招福猫児(まねぎねこ)」と呼ぶそうです。
一見、普通の建物ですが・・・。
灯篭の中を除くと招き猫がいました😺
灯篭の穴から招猫殿を撮影。
その奥に行くと・・・・!!!!
もはやホラー!大量の招き猫が・・・😺
かわいい猫も大量に集まると別の巨大な生命体に見えてくるのです。
ここの招き猫の特徴は全員右手を上げてる事、小判を持っていない事。大きさは違っても形はみんな同じでした。
なぜ?招き猫の発祥地と、崇拝する理由
招き猫の発祥地であるだけでなく、恐ろしいまでの大量の招き猫。
なぜ、ここまで招き猫を崇拝するのか?
その理由は・・・
江戸時代に、彦根藩主の井伊直孝(読み方:いい なおたか)が近くを通った時に、突然雨が降ってきました。
寺の近くの大木の下に雨宿りしていると、お寺の白猫「たま」が手招きをした。
直孝が猫に導かれて寺の中に入って休憩していると、大木に雷が落ち、命拾いをしたそうです。
ちなみに、滋賀県の彦根市にたくさんいるマスコットキャラクターの白猫「ひこにゃん」も、豪徳寺の「たま」がモデルです。
豪徳寺の「たま」の名前は日本中に広まり、猫に命名されたと言われています。
そう言えば、同じ世田谷区が舞台のサザエさんに登場する白い猫も「たま」ですね。
江戸のお寺の一匹の猫が、お寺の招き猫のモデルになり、400年の時を経て電車のモデルになり、滋賀県の彦根のマスコットキャラになり、そして今でも全国の猫に名付けられている。
すごい話ですよね。
なお、これだけ招き猫がいるのに、本物の猫には一匹も会えませんでした(´・ω・`)
【豪徳寺】
住所 東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
TEL 03-3426-1437
営業時間 8:30~18:00
年中無休小田急線「豪徳寺駅」より徒歩15分
東急世田谷線「宮の坂駅」より徒歩5分
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